「うちにはテレビはないんです」

とか

「テレビを見る習慣が無いんです」

という方がいる。

 

 

テレビ番組は、大きく分けると、報道、ドラマ、バラエティと3分野あり、日常生活を普通に過ごすなら、報道は新聞やネットニュース、ラジオで入手できるし、ドラマもいまは、ネットで「見逃しサイト」なるものがある。

また、バラエティ番組は、見なくても生活に支障はありません。

したがって、「テレビを見ない=変な人」ではない。

 

 

ただ、「テレビを見ない(あるいはない)」ことを何気に、自慢しているように語られる人が「テレビを見ない発言」をする方には多い気がします。

また、言外に「テレビを見ている=ヒマジンですね」、というニュアンスが言葉の端々に見えるようにも感じます。

 

 

・・・と本題ですが、テレビの情報番組やネットニュースのチェックを少し怠っていると、世間のトレンドや会話についていけなくなるなぁ、ということは最近よく感じます。

 

 

「ヌーハラ」ということばも、最近はよく使われるそうですが、ニュースで使われているときにピンときませんでした。

意味としては、

「日本に来た外国人がラーメンなどの麺類をすする時の音により精神的苦痛を感じる・感じさせること」

だそうですね。

 

 

このヌーハラについて、巷では、

「2020年へ向け、来日する外国人に対して、おもてなしという意味で配慮してやめよう」

という考えが出てきているという。

 

 

おもてなしは、大事ですが、「日本のそば文化」を「外国人には違和感があるからやめよう」は、間違っていると思います。

「食事中に音を出す」は、食事のマナーとしては、一般論としてよくないですが、日本においては、麺を食べる時の「すする」は立派な食文化です。

 

 

食文化といえば、45歳以上の世代には、「クジラ肉」は懐かしい味です。

しかし、環境保護という理由で捕鯨が禁止され、一般には食べられなくなってしまいました。

環境面からは、クジラの頭数は一部の種類を除いて絶滅危惧種ではなくなり問題がなくなりましたが、世界的には、いまだ捕鯨は認められていません。

 

 

アザラシやクジラを食べるエスキモーは食文化として捕獲が認められていますが、日本も、調査捕鯨などとこざかしい手を使わず、「食文化である」と突っぱねても良かった(当時は、実際は難しかったのでしょうけれど)と思います。

 

 

それにしても、おもてなしの心は、快適に日本を楽しんでもらうことだとは思いますが、日本文化を理解してもらうよう導くのもおもてなしだと思います。

 

【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ
7
つの思考法』(パブラボ刊)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)