JR千葉駅を利用したことがある人ならすぐに気づきますが、千葉駅では、発車ベルや発車メロディが鳴りません。
調べてみると、1988年8月8日に発車ベルが廃止されて以来、現在まで一度も復活していない。
したがって、電車が発車するときになるのは、駅員が乗客確認をして車掌に出発合図のベル(ジリリリリリンとなるベル)が鳴ると数秒後に電車のドアが閉まり発車する。
では、なぜ、発車ベルが鳴らないのかというと、諸説あって、例えば、
◆発車ベルや発車メロディがなると無理な乗車が増えて危ないから
◆千葉駅を管轄しているJR東日本千葉支社はケチだから
◆近隣住民が発車ベルや発車メロディ音を騒音として迷惑がって苦情を入れたから
などといわれている。
私は、
「発車ベルや発車メロディがなると無理な乗車が増えて危ないから」
と何かで読んだか、発車ベルが廃止された当時(1988年)の新聞記事か、あるいは、自分の中の勝手な推測かわからないが、そう理解してきた。
実際のところ、これもうろ覚えで定かでないが、交通工学か安全工学の専門家が研究したデータによると、本来、発車ベルや発車メロディで乗客の安全な乗降を促すはずなのに、あの音によって、駆け込み乗車が発生し、逆に列車ダイヤの乱れを引き起こしているという調査結果もあるらしい。
「千葉支社はケチだから」という理由も、なんとなく説得力がある。
国鉄時代はよくストライキがあったが、動労千葉(国鉄動力車労働組合)は、うるさ型でしられ、「たたかう労働組合」を標榜している。
だから、そんなところにお金をかけるぐらいなら、労働者の待遇を改善しろ、と動労千葉に言われそうなインフラ整備は積極的に行わないのだ、と言われれば、「そうかも」と感じる。
「近隣住民の苦情があるから」は、今の時代なら、コンプライアンスの時代だから、理解しやすい。
千葉駅は、政令指定都市の千葉市の中心駅として10番線まであるターミナル駅で、駅の東口は、バスターミナルや商業施設のビルが立ち並ぶ繁華街であるが、西口や駅の北側は、駅のすぐそばに住宅街がある。
一応、10番線まであるターミナル駅だから、発車ベルや発車メロディが1日中鳴り響くとしたら、住民にとっては相当の「騒音」であろう。
ただ、まだ、コンプライアンスが叫ばれていなかった1988年当時に、住民配慮意識がそんなに高かったのか、微妙ではある。
果たして、実際のところ、今日まで発車ベルや発車メロディが採用されていない理由がなぜなのかは、はっきりしない。
現在、千葉駅は再開発により(2012年頃から開始し2018年完了予定)大規模工事中である。
この工事に伴い、発車ベルを復活させるといううわさもあるので、乗降客の安全管理や住民苦情という観点を踏まえ、どんなシステムが導入されるのか、注目したい。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ498号より)
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