2016年のプロ野球日本シリーズは、北海道日本ハムファイターズが広島東洋カープを通算成績42敗でを破り、10年ぶり3度目の日本一に輝いた。

ほぼ全6試合を視聴しましたが、印象としては、前半からワンサイドゲームになる試合はなく、終盤までもつれるケースが多かったように思います。

 

 

実際、6試合中、初戦と2戦目は、先発投手の広島のジョンソン投手と野村投手が勝利投手になりましたが、3戦以降のファイターズの4勝は、バース、谷元、バース、バースと中継ぎ陣が勝利投手となっています。

 

 

総括すれば、月並みですが、両チームとも、各リーグの覇者だけあって、投手陣がしっかりしていて、しまった試合になっていました。

逆に言えば、投手陣が優秀と言えるのかもしれませんが、打線は両チームともシーズン中と比較して、湿っていた気がします。

 

 

両チームとも盗塁は少なかったですし、打線もつながりに欠けました。

3戦の大谷選手のサヨナラヒットはありましたが、勝負を決めたほとんどの試合が、結果的には、ホームランだったのも印象的です。

 

 

 

今回の日本シリーズは、両チームの特色が少し似ているチームだったと思います。

◇年俸が他の球団より抑えられている

FA残留は基本的にない

◇助っ人選手を除き、生え抜き選手がスタメンに多い

◇近年のドラフト上位指名選手がほぼ1軍に定着している

FA補強は少なく育成に強い

◇地域に根差している

と言った点です。

 

 

ちなみに、ファイターズの陽選手は、今シーズンでFA権を取得しましたが、報道によると残留を希望しているそうです。

シロウトの想像ですが、日本シリーズは、陽選手に当たりが止まっていたので、近藤選手や岡選手を起用していましたが、残留しても来期の陽選手の出場機会は減るような気がします。

その他では、ファイターズ投手陣は、若手が多く、オープン戦で結果を残せば、2016年のドラフト1位指名の広島新庄高出身の堀投手が、先発陣の一角に食い込んでいる気もします。

 

 

それにしても、ファイターズは、前回日本一から10年。

10年前の優勝の時は、すすきので飲んでいましたが、街はお祝いムード一色でした。

当時を知る選手で、今回の日本シリーズに出場した選手は2塁手の田中賢介選手だけで、隔世の感です。

 

 

さて、今シーズンのプロ野球は終わり、ストーブリーグに入ります。

注目の年間MVPは誰になるのでしょう?

セ・リーグは、優勝した広島から選ばれると思いますが、最多勝の野村投手と予想します。

パ・リーグは、優勝したファイターズから、大谷選手が選ばれるのではないでしょうか。

もし大谷投手となると、「規定打席に到達せず、規定投球回数にも達せず、タイトルも取らなかった選手としては初の年間MVP」というある意味スゴイ記録になるのではないかと思います。

 

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