勝負事は、やる気、意欲、モチベーションといった、その時の気持ちの持ちようで、大きく結果が違ってくるあぁ、と思います。

特に、結果がすぐに明確なスポーツの場合は、顕著ですね。

 

 

中継されていたので、日本時間で922日の大リーグヤンキース対レイズ戦を見ていたが、なんと、ここのところ投球が安定していたマー君こと田中将大投手が自己ワーストとなる1イニング4本塁打を被弾したのだ。

 

 

ここ数試合の安定感からすると、えー?! である。

ただ、3回の4本塁打がラッキーなことに、すべてソロホームラン。

3回までに、ヤンキースが7点と大量得点を取ってくれていたことが、逆に幸いして、田中投手の気持ちに、悪い意味でのゆとりが出たのでしょう。

 

 

シロウト目線ですが、大リーグ1年目の2014年に田中投手は、前半戦だけで12勝をあげ、「日本人大リーガー初の20勝間違いなし」と言われながら、右ひじの故障で後半戦は2登板で結果的には13勝。

その後、手術はせずに、治療したこともあるのか、その後の登板データからなのか、ヤンキースは、登板間隔を5日でまわすことが増えた。

5日間隔にすると、抜群に田中投手の投球は安定するが、大リーグのローテーションの基本パターンの4日間隔では、どうも、コントロールが悪い。

 

 

したがって、

◇大量得点での気の緩み

4日間隔での疲労

という2点から、1イニング4被弾という結果になったのでしょう。

(この時点で防御率3.11

その後、799球を投げ、防御率は3.07に回復し、サイヤング賞有力のポーセロ投手(21勝、3.08)をかろうじてかわし、リーグトップはギリギリ維持しましたが、おそらく登板は残り1試合で、防御率2点台は、ちょっと厳しいでしょう。

 

 

今シーズンの大リーグの日本人投手は、現在、岩隈投手が16勝、田中投手が14勝のいずれも自己最多、前田投手が15勝で歴代日本人新人投手の2位タイの勝ち星です。

ただ、タイトルとなるとが、岩隈投手は負数が多く、今シーズンは防御率も悪いので、サイヤング賞候補にもなっていし、前田投手の新人王も厳しい。

となると、田中投手に、なんとか、防御率のタイトルを奪取して欲しいものだと思う。

 

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