「目標管理」とは、経営用語集によれば、

(以下引用)

「目標管理は、自己統制による目標管理の略されたことばで、アメリカの経営学者ドラッガー、マクレガー、オディオーンらによって提唱されました。

期の初めに、社員が上司との話合いで最終目標を設定し、期の末に、職務の達成度を評価します。目標管理する立場である上司の施術向上が、事業成果の向上に比例します。」

とある。

 

 

要は、組織の目的や方針を首尾よく達成するための手段として、目標管理は効果的な手法のひとつと言えるわけです。

 

 

月並みですが、目標管理を計画的に実施し、進捗をチェックするためには、

◇達成度目標(できれば定量的。定性的なものでも構わないが判定可能なもの)

◇達成までの行程(具体的な手段や手法、スケジュール、責任者、資源、指標など)

を計画した目標管理計画書的なものを作成して、例えば、月次、四半期、半期といったタイミングでチェックしていくことが肝要である。

 

 

日常例でいえば、お正月に「今年の目標は痩せることです」という目標を立てる人は少なくないだろう。

「願えばかなう」という「引き寄せの法則」的な事象に熱烈信者の方なら、「願えば行動がそのようになっていつか叶う」と、変な期待をしてしまいたくなるが、現実的には、

◆達成度(ダイエットの数値目標)

◆達成のための手段(カロリー制限、運動量など)とスケジュール

を決めておかなければ、達成することはまずないだろう。

 

 

やはり、たいていの人間には、羅針盤となる計画が必要なのだ。

「俺は、計画なんて立てなくたって痩せたぜ」という人もいるかもしれないが、それでも、よくよく考えれば、ざっくりした達成目標や食事制限などは、自分に課していたはずである。

要は、緻密な計画を立てるか、ざっくりしたイメージだけだったか、の違いだけで、全くのノープランということは、少ないだろう。

 

 

仮に、ノープランで達成できたのであれば、それは、たまたま、あるいは、相当思いや意志が強かったのだと思う。

 

 

組織的に、例えば営業目標や品質管理目標を立てる場合は、組織の規律面やノウハウ蓄積のためにも、そこそこ詳細な計画書を書き物として作成し、きちんと進捗管理し、未達成事項の原因を究明して、組織的に反省・改善というサイクルを回すべきである。

ただ、先に述べたような、ダイエット目標のように「今年はこれをやりとげたい」といった「なんとなくできたらいいな」という個人的な日常生活における目標は、あまり硬く考えたくないから、具体的な数値は明らかにしたくない、という気持ちもわかります。

 

 

なぜなら、仕事で精神をすり減らし、日常生活まで、がちっと目標管理をしていたら、息が詰まるでしょう。

けれども、「なんとなーくこのぐらいを目安にしておこう」を一つの指標としてイメージしておかないとユルユルな日々を過ごしてしまい、まぁ、まず日常生活に流されて1年後に「今年も去年と変化なしだな」になります。

いろいろ試行錯誤し、もがいたうえでの結果論としての「進展なし」は、納得がいきますが、結局、なにもしてないに等しかった、は、「ダメ人間だなぁ」と自己嫌悪に陥ります。

 

 

年初のコラムなので、ありきたりの〆ですが、今年は、仕事以外で、あれもしたい、これもやりたい、と思っていたことを、ちょっと優先順位づけして、1年後には「今年は達成できてちょっぴりすっきりできた」と思える年にしたいものです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ470号より)

 

 

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