日本時間の2016919日午前8時から、リオデジャネイロパラリンピックが閉会式を迎える。

メディアの報道だと、日本の総メダル獲得数は24個(銀10、銅14)で、メダル獲得数は前回ロンドンを上回るものの、初参加した1964年東京大会以来、初めて金メダル数がゼロに終わったという。

 

 

詳しくはわかりませんが、確か大会前は、金メダル目標を9個だったはずですが、前回金メダルの男子車いすテニス、ゴールボールなどで金メダルどころか、メダルを逃したのか、痛かったのだる。

オリンピックでは、金メダル獲得数が6位と大健闘でしたが、パラリンピックに関しては、今回は、たぶん、歴代の中でもトータルの放送・配信時間が長がく、国民の関心も今まで以上に高まったと思いますが、日本(国)としての力の入れ方は、障がい者スポーツに関しては、まだまだなのかもしれないですね。

 

 

もともと、パラリンピックは、障がい者の方のレクリエーションとして発達した経緯があり、「メダル獲得ばかりがパラリンピックの目的ではない」という声ももちろんあると思います。

しかし、悲しいですが、パラの競技者が活躍すれば、メディアがどんどん取り上げ、国民も関心を持ち、世論が国策も動かし、障がい者スポーツの全体の予算付けもされていく、という現状を考えれば、メダルは結果ではありますが、月並みですが、障がい者スポーツの普及と理解を深めるためには、一義的には、「メダル増産」を目標に頑張ってもらうしかないのかもしれないです。

 

 

さて、今回のパラリンピックで個人的に注目していたのは、もちろん、視覚障害の部の男女マラソンです。

男子3名、女子3名が日本チームはエントリーしていましたが、男子で銅メダルを獲得した岡村正広さんと女子で銀メダルを獲得した道下美里さんとは、マラソン大会でお話させていただいたり、記念撮影させていただいたこともあるので、一方的ですが、親しみがあります。

 

 

岡村さんは、静岡出身ですが、勤務先の千葉県盲学校が私の実家の町にあり、地元のマラソン大会ではいつもゲストランナーとして招かれています。

岡村さんは、ガイドを伴わないで走られるので、走っている姿を見ると、めちゃめちゃ速くて、とても視覚障害があるように見えません。

 

 

道下さんとは、当時世界歴代1位となった201412月の防府読売マラソンで、初めてお会いしました。

今回も伴走(後半)を務めた堀内規生さんとは、マラソン仲間で、堀内さんや堀内さんのSNSで道下さんの動向をいつもチェックさせてもらってます。

 

 

そんな感じで、大注目していたマラソンでしたが、なんと、テレビはもちろん、ネット配信もありませんでした。

NHKの話では、主催者が国際映像で制作していないから、中継しようがない、ということですが、残念でなりませんでした。

 

 

そのため、現地にいる関係者のSNSやパラリンピックサイトでの5キロごとの通過タイムで速報を見て応援するしかなかったです。

それでも、ふたりとも、前半は押さえて、後半に勝負をかけるスタイルだったので、順位が上がっていく情報に興奮でした。

 

 

女子マラソンは、今回からで、道下さんは女王には残念ながらなれませんでしたが、東京では、ぜひともテッペンを狙ってほしいですね。

 

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