2016年9月15日放送の「アメトーク」を見ていたら、「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵氏が主催する飲み会「竜兵会」が多数決で解散した。(テレビ的ネタ、台本通りかもですが)
竜平会には、人気芸人である有吉弘行氏、土田晃之氏、劇団ひとり氏、ダチョウ倶楽部の肥後克広氏らがいる。
2016年6月にメディアで、竜兵会の会場である居酒屋「野武士」が閉店したのが報じられ、有吉氏が、Twitterで「解散」をにおわす発言を発信していた。
番組では、解散の理由に
◇上島の芸にキレがない
◇割り勘が汚い
◇何も得るモノがなくなった
◇いじってもフガフガ言うだけ
◇(上島の)ネガティブ発言が耐えられない
などが挙げられた。
番組では、挙手で解散が決まり、竜平会存続に賛成したのは、上島竜平氏と寺門ジモン氏のみで、他のメンバーは、ふたりを横切る映像が流れたが、まぁ、番組だから「ネタ」かな、と思う部分もあるが、実際はどうなんだろうと思う。
芸人の世界は、昔は、付き人など内弟子となって芸を磨くことを基本としていたので、「師弟関係」があったが、芸能事務所の「お笑い養成所」の誕生(吉本興業がはじまり)から、師匠を持たないダウンタウンが登場し、現在の人気芸人の多くは、師匠を持たず、芸歴で「先輩後輩」の関係が形成されている。
「竜平会」も「先輩を囲む後輩たちの会」という側面であると思われ、「師弟関係」であれば、芸にキレがなくなっても、「師匠を立てる」関係が成立すると思うが、「先輩後輩関係」主体の今では、「得るものが無くなれば付き合いも終了」というのは、ドライであるが、そういうものかもしれない。
話は逸れるが、私も個人的には、仕事や趣味の世界で「師匠」と呼べる方が居ない。
大変お世話になった先輩や友人はいるて半分冗談で「師匠」と呼ぶこともあるが、いわゆる「師匠」ではない。
だから、仕事や趣味の世界で知識を身につける際は、関連書籍を読む、というのは当然であるが、そういった業界関係者が集まる会に参加したり、関連ブログを読み漁ったりした。
逆に私の出版した本やブログを参考にさせていただいています、という話もよく以前は耳にしました。
けれども、仕事にせよ、趣味の世界にせよ、ある程度、知識がたまると、もうそこから新たに得られるものは少なく、だんだんと足が遠のいて行く。
これは自然の流れですが、仕事にせよ、趣味にせよ、「まったりモード」に入るまで、要は、現役で頑張っているうちは、多少なりとも「なるほどな」と関係者に思っていただける情報発信ができるよう日々研鑽していきたいと「竜平会解散」のアメトークをみながら思った次第です。
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