2016年8月30日付の東洋経済オンラインが、「カラオケチェーン大手のシダックスが大量閉店」という記事を掲載していました。
(以下引用)
「シダックスが8月末に44店を一斉閉店することが東洋経済の取材で明らかになった。
同社は今年4月から断続的に閉店を行っており、この8月末までに計52店舗を閉店する計算だ」
(引用ここまで)
記事によると、
◇カラオケ事業に本格参入した。2004年に300店舗に達した
◇2007年前後にはカラオケ事業だけで売上高600億円あまりになりグループ全体の利益の大半を稼いでいる状況だった
◇シダックスの問題は大型店が中心で、郊外に出店していたこと
◇当初は高収益を生んだ大型店だが、カラオケブームの終焉に加えて、低価格のカラオケが台頭した
◇シダックスの収益管理はどんぶり勘定で暇な時間帯に大量のアルバイトがいた
◇2016年3月期にカラオケ事業は売上高307億円(前期比16.7%減)
◇現在、グループに占める売上高は2割弱に過ぎない
というような状況らしい。
シダックスといえば、ご存知のように、もともとは社員食堂の請負業が本業の会社だ。
個人的な思い出としては、カラオケボックスから大型カラオケ店にブームが移行したころ、飲み会の2次会でカラオケに行き、シダックスの料理が美味くて、1次会で満たされなかったお腹をシダックスの美味しい料理で満たした、なんていう経験があります。
それにしても、ブームに乗って調子がいい時はどんな企業もイケイケですが、低価格競争になり、徹底した業務管理による収益管理をしないと、どんどん業績は落ちていきますね。
店舗がたくさんあればあるほど、業務管理、収益管理を徹底することができる店長やエリアマネージャーが居なければ、今回のような結果を招いてしまうのでしょうね。
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