2016年8月18日の朝日新聞によると、
「愛知県は18日、豊橋市で、浄水処理されていない農業用水が6月から2カ月間、上水道に混入していたと発表した。市内133戸に配水された恐れがあるが健康被害の報告はないという」
と報道していました。
記事によると、2016年6月10日~8月10日まで、農業用水が上水道に混入していたという。
農業用水が混入して給水されていた戸数は、133戸。
給水量の約4分の1が農業用水になっていたらしい。
農業用水が混入していたものの、豊橋市によると、国が定めた水質基準(塩素や濁りなど)は満たしていたというから、結果オーライで、実質的にはからだに害もないだろう。
農業用水が混入してしまった原因は、2004年に県農業総合試験場東三河農業研究所が、渇水対策として豊川から引いた農業用水の配管に水道管を接続したことだという。
水道法の規定では、農業用水の配管を水道管に接続することは認められていない。
気になるのは、2004年に、渇水対策として農業用水の配管に水道管を接続したこと自体を県が違反と認識していたのか、それとも渇水対策として止むを得ない一時的な措置としていたのかである。
仮に、「一時的な措置」としての水道管との接続であれば、「一時的期間」終了後に配管接続を切らないとであるが、2004年からそのままだったということは、農業用水を水道管に接続したこと自体が違法という認識がなかったのかもしれない。
それにしても、愛知県は、今回、検針で異常をたまたま発見して、農業用水の配管バルブが閉め忘れられ、水道管に混入していたことに気づいたが、そもそも、配管接続工事をする段階で、「違法な工事」と気づく(チェックする)仕組みはなかったのだろうか?
また、配管工事施工段階で気が付かなくても、どこかで水道法に違反していることがチェックできなかったのだろうか?
シロウト的には、違法配管をする段階で、チェックする仕組みが確実に機能しなければ、その後、見つけるのは難しいのではないかと思う。
愛知県水道局が、どのような再発防止策をとるのか、注目したい。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ503号より)
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