群馬サファリパーク(群馬県富岡市)が、2016年8月16日に発生した事故の再発防止策を発表した。
8月16日の事故とは、
「巡回中の女性従業員がツキノワグマに襲われ死亡した事故」
のことである。
女性従業員は、動物飼育の専門学校を卒業している勤続26年のベテラン社員。
女性社員は、1年9か月前から、ツキノワグマ、ニホンザル、ニホンジカなどが放し飼いされている「日本ゾーン」の担当で、園内を巡回して、観光客が自家用車のドアや窓を開けないように注意したり、放し飼いにされている動物にエサを与える作業中だったという。
事故当時、巡回用の軽自動車には、窓に直径約2センチの鉄製パイプが取付られていたそうであるが、恐らく、クマの力で外れ、窓からクマが社内に進入して襲ったらしい。
群馬サファリパークが県に提出した再発防止策は、
◆巡回車の窓に鉄製の格子を設置
◆監視業務は複数の車で実施
の2点。
詳細は不明であるが、個人的には、再発防止策に、鉄製の格子がはずれないかどうかの点検基準と方法も加えた方がいいと思う。
単なる監視であれば、窓を開けずに巡回すればいいが、エサやりや車外(パーク内)の異常音をチェックするために窓を開けて監視しているというから、鉄製の格子からエサがちゃんと与えられるか、妥当性を確認しておかなければ、巡回担当者は、実質的には、窓やドアを開けて作業するかもしれない。
日本だから銃の所持はなかなか難しいが、襲われた際の護身用のナイフなどは常備されていたのだろうか。
報道情報だけだと、判断がつきにくいが、もっと再発防止策は、通常の業務手順ではなく、下手をすれば緊急事態になるのだから、妥当性確認をきちんと実施して、再発防止策の有効性をチェックする必要があるだろう。
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