2016年8月7日(現地時間6日)にリオ五輪のウエートリフティング女子48キロ級で、ロンドン五輪銀メダリスト三宅宏実選手が、スナッチ81キロ、ジャーク107キロ、合計188キロで銅メダルを獲得した。
この結果は、ウエートリフティングでは、日本女子初となる2大会連続メダルの偉業になる。
起床して、早速、スナッチをチェック。
マスコミ報道で「腰痛が酷い」と聞いていたので、心配してみていたが、2回の試技を失敗した時は、「まさかの記録なし?」と思ったが、尻もちを搗きそうな体制から、執念でバーベルを一気に持ち上げた。
そして、次は、ジャーク。
1回目の105キロはサクッと持ち上げ、2回目は、肘が足についたという判定で、失敗の判定。
これで、おしまいか、と思ったらこれまたラストの3回目で、持ち上げた。
3回目を失敗すれば、トータル重量では4位タイであるが、体重の差で5位に終わる。
これまた、執念だった。
成功判定が出た後のジャンプ、そして、バーベルをなでるしぐさは、三宅選手らしいかわいさだった。
それにしても、ミュンヘン五輪のウエートリフティングフェザー級で銅メダルを獲得した三宅義行氏のDNAが宏実選手にはしっかり受け継がれて入るな、と思った。
三宅選手の場合は、お母さんはウエートリフティングをやっていませんが、体操の日本選手団を見ていると、両親が体操選手というケースが多い。
フィギュアスケートも、両親がスケート選手というケースが多いように思うし、最近では、柔道なども夫婦が強化指定選手同士というケースが多い。
一方、野球選手やサッカー選手は、女子アナやモデルさんなどスポーツ選手ではない伴侶を得ているケースが多いように思う。
以前、スポーツ研究者が雑誌の記事で書いていたが、野球選手やサッカー選手の2世選手に一流選手が居ないのに対して、体操やスケートで2世選手に一流選手が多いのは、両親同士がそのスポーツで一流で、そのDNAが受け継がれているケースが多いから、というような記事を読んだことがあるが、それは一理あるのかもしれない。
実際、ヨーロッパ勢が強い新体操は、赤ちゃんの段階から選手のスカウト・育成を始めるというが、親のスタイルや運動能力で、すでに0次関門は決まってしまうらしい。
日本人は「誰もが頑張れば一番になれる」という意識が一般的には強いが、実際のところは、経験則と科学的データで超一流の誕生は、ある程度、DNAレベルで決まってしまっていることが明らかなのだろう。
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