2016年8月2日に、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の練習中に、グラウンド内にいた大分高校の女子マネージャーが、大会関係者に「慌てて制止」されるハプニングが起こったことを各メディアが報じていました。
ご存知の方も多いと思いますが、経緯としては、
◇女子マネージャーは大分高校の首藤桃奈さん(3年)
◇首藤さんは、ユニホームを着て練習の補助をしていたが、約10分後に制止された
◇制止理由について、日本高等学校野球連盟連)は、大会の規定に従ったためと説明
という流れである。
今回の夏の甲子園大会(平成28年度)の大会参加者資格規定の第5条には、参加選手について、「(1)その学校に在学する男子生徒で、当該都道府県高等学校野球連盟に登録されている部員のうち、学校長が身体、学業及び人物について選手として適当と認めたもの」
という規定がある。
さらに、代表校に渡されている手引きには、
「練習補助員は男子部員に限る」
と明記されているという。
ここからは、推測ですが、野球のグラウンド内は、
「剛速球や打ち返した高速の打球が飛びかう危険な場である」
ということが大前提にあるのだろう。
したがって、現在の高校野球(全国高校野球選手権)は、選手としての女性部員は認められていない。
よって、女性部員は、記録員やマネージャーであるということが前提なので、
「危険なグラウンド内にいると、野球技術について選手として鍛錬されておらず危ないからグラウンドに立ち入れるのは、鍛錬された男子部員のみ」
という理屈なのであろう。
このニュースが報道された時に、「高野連の規定は時代錯誤」などといった批判がネットを駆け巡ったが、仮に高野連の規定の根拠が
「女性部員は選手でないから、技術が未熟でグラウンドにいると危険」
というのは、今後もこのままの規定でよいのか?という議論は別にして、現状では、一理あると思う。
(単純に、女子という理由で制限されるのは、おかしいという主張は、少し情緒的過ぎると思う。おそらく高野連が規定した根拠は、現状はロジカルであろう)
確かに、グラウンドに「部員なら誰でも立ち入れる」というのは、理屈上、正当性がある。
しかし、普段からノックを手伝ったり、男子部員と練習を一緒にしている女性部員なら、グランドで想定される「ヒヤリハット」に実質的に対処できると思われグランドへの立入は認めてあげてほしいと思う。
現状は、高野連的には、女子部員に事故が起きた時のリスク回避上、「グランド内は女人禁制」としていると思うが、今の時代、男女平等がこれだけ騒がれている時代であり、当該規定自体は、世間の非難を浴びやすい。
したがって、女子部員のグランドへの立入を認める女子部員の基準(どのような力量を持った女子部員ならグランドに入って練習補助員を務めてもいいのか)を高野連は明確にするべきであろう。
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