多くのカフェに通信環境が整備され、電源接続もOKな所が増えた。
そんな場所で遊牧民のように仕事するスタイルを「ノマドウォーカー」なんていうかっこいいネーミングもあるようですが、パソコンのない時代から、デスクに縛られず仕事をしている人、代表的なのは、作家やライターさんですが、喫茶店やファミレスで原稿を書いている姿をよく目にしました。
ともかく、フリーで仕事しているなどでと、困るのが「仕事場」です。
組織に属していると、自分のデスクが与えられますが、フリーだと、基本、自宅兼事務所です。私は、サラリーマンを辞め、フリーになった当初は、安価な事務所を借り、またレンタルオフィスと契約したこともありましたが、出張メインの仕事なので、使用頻度が低すぎて使わなさすぎでもったいないので、止めてしまいました。
請求書発行とか、経理処理のような、私の中ではテレビやラジオをつけながらできるルーティンワークは、自宅でいいのですが、テキストを新規で作ったり、雑誌から依頼された原稿を書いたり、といった仕事は、うるさ過ぎない程度の「外」でないと、どうもはかどりません。
(※夏休み期間になると、ファーストフードは、親子連れの園児や小学校低学年の子供が増え、流石に集中力を欠いて仕事になりませんが)
そんなときは、「外」で仕事場空間を探すのですが、通信速度が遅かった時代は、インターネット接続でき、かつ、仕事ができるスペースといえば、「マンガ喫茶」や「ネットカフェ」でした。
私も5~6年前までは、頻繁に使用させていただきました。
しかし、ネットカフェは、多くが薄暗い。
そして、個室はありがたいのですが、狭い空間に居住性をよくするために、大型のイスが設置されているので、身動きが取りにくく、やや圧迫感がある。
逆に開放感がありすぎるオープンスペースの席もありますが、仕事の資料は守秘性の高いものもあり、どーんと広げづらい。
おまけに、ネットカフェ放火事件など社会的事件も発生して、入店手続きがネットカフェは面倒になり、次第に足が遠のいて行ってしまいました。
混雑時に100円、200円レベルのお茶代で、長時間、座席を占拠するのは、ルール違反だと思います。
電源使用量を払い、たとえば、1時間当たり平均300円以上の飲食代を支払った客は、4~5時間の滞在ができる環境を作ってくれたら、きっと、私のような立場の人間はめっちゃ利用すると思います。
子供の頃の「自習室」といえば、図書館でした。
しかし、公共の図書館って、たいていは、「パソコンの持ち込みはご遠慮ください」っていう仕組みなんですよね。
パソコンが使用できる公共施設の図書館ってもっと増えないのかなぁ、と思います。
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