舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選は、2016年7月31日に投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)が、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、こころ推薦=やジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らを大差で破り、初当選をしました。
結果から見れば、小池百合子氏の圧勝です。
1週間前の世論調査で、小池氏の断然有利が報じられていたので、開票特番開始の20時には、すぐに当選確実が出ると思っていましたが、予想通りでした。
NHKは大河ドラマの放映時間を早め、テレビ東京は、池上彰さんを司会に据えていました。
私は、当初は「NHK」を見ていましたが、途中からテレビ東京に切り替えました。
NHKは、当選確実が出てから、小池さんの当選の弁を垂れ流ししていましたが、テレビ東京は、時事通信の田崎氏に勝因分析させたり、元都知事の猪瀬直樹氏に解説させたりしていて、面白かったからです。
田崎氏の勝因分析は、まぁ、いつも通りの安定的、悪く言えば、結果から捉えた常識的な分析なので「ふーん、そうだよな」という感じで見ていましたが、面白かったのは、猪瀬直樹氏のコメント。
ゲストのタレント坂下千里子さんから、猪瀬さんの有名なシーン(カバンに5000万円相当の厚みの発泡スチロールを入れるシーン)を突っ込まれ、小池さんの今後の都政運営は、東京都連のドン内田茂氏とどう向き合っていくかについて触れた点です。
内田茂氏は、九段高校を中退し、政治とのかかわりは、千代田区議→都議という経歴ですが、今まであまり表舞台に登場してきませんでした。
しかし、今回の都知事選の自民党公認を巡って、都連会長は石原伸晃氏なのに、実質的に内田氏の意向に逆らえないグダグダぶりが報じられ、舛添氏の辞任の際にも引導を渡したのは内田氏であったことから、週刊文春も取り上げ、一躍、表舞台に登場してきました。
詳細は省きますが、今後の「小池都知事VS内田系自民党都議団」の動向には注目ですね。
それにしても、今回は、青島氏、石原氏、猪瀬氏、舛添氏と続いた「後だしじゃんけん勝利」ではなく「先出しじゃんけん」と言われていますが、小池氏の出馬表明は6月29日ですから、告示16日前ですから、猪瀬氏の8日前、舛添氏の9日前と比較すると長いですが、青島氏は13日前、石原氏は15日前ですから、そう考えると「順番が先になっただけで、時期的には早いとは言えない」と思います。
増田氏の4日前、鳥越氏の2日前が短すぎました。
小池氏の出馬表明から、有力候補2人の出馬表明が10日以上あったことで、メディアは思いっきり小池氏を取材しました。
また、鳥越氏については、いわゆる過去の女性問題を取り上げた「文春砲」が痛かったですね。
正直、あれで、鳥越氏の信頼は完全に失墜しました。
財政の透明化、待機児童問題、高齢化社会、防災問題、東京五輪・パラリンピックの利権問題、など問題山積みですが、小池氏がどういう政治手法で都民、ひいては国民の信頼を勝ち取るか、注目したい。
そうそう、小池氏失職に伴う衆院補選も見ものですね。
候補者は、びったり張り付いていた、元検事の若狭勝氏かなぁ。
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