「成功体験」は、経験値として必要ですが、その時におかれている状況を理解して考えないと間違ってしまいます。
わかりやすい例でいえば、「人生の成功」ということに関する考え方です。
今の年齢でいえば、大多数を超えるのは50代半ば以上の世代になると思いますが、
◇いい会社に就職すること
◇会社に尽くすこと
が「人生の成功」である、という価値観です。
「いい会社に就職して頑張れば大丈夫」という考え方は、確かに昔はそうでした。
しかし、それは、日本が第二次世界大戦後の高度経済成長期があったからです。
つまり、世の中全体が、どんどん成長していた時代だから「頑張って会社のために尽くせば、給料やボーナスとしてちゃんと返ってくる時代」だったわけです。
思い起こせば、わたしが子供の頃。
うろ覚えですから、正確な数字は覚えていませんが、郵便貯金の金利が10%の時代がありました。
大人の会話をはたで聞いていて、漠然と「10年後には貯金が倍(元本の)に倍になるんだぁ」と思っていました。
その後、学生時代にバブル期を実体験としては薄いのですが、ニュースなど「土地ころがし」といった社会的状況を目にて疑似経験し、その後の日本経済の没落期を肌で感じ、
「お金がお金を生むのはすごいけど、あぶく銭的な儲けは卑しい。やはり、額に汗して働いてナンボ」
という価値観こそがやはり大事、となんとなく思うようになっていました。
そうこうしているうちに、日本の金利は限りなくゼロになり、「金利10%時代」は、夢のような話になってしまいました。
つまり、上の世代の時代は、「一生懸命汗水たらして働くこと」=「実労働収入」が価値観としても美しく、着実に人生を成功させる方法だったわけです。
けれども、ここ20年の間に、「国や企業の年金制度崩壊(の傾向)」「労働者より株主利益を優先する時代」「時価総額経営」「金利低水準」などにより、「汗水たらして生活費以外は銀行預金という貯蓄に回せば老後も安泰」という時代ではなくなってしまったのです。
要は「お金(資産)に働いてもらう」という「お金に関する知識」をちゃんと身に付けなければ、まともな人生がおくれないのです。
自分を含め、「価値観の変化」をきちんと捉え、その時々の状況に応じた「成功のために必要なこと」を理解していないと、社会からいつのまにか取り残されてしまうし、時代遅れの人になってしまうのでしょう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ455号より)
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