201677日のニュースを見ていたら、ディー・エヌ・エー(DeNA)が77日に、仏企業と協業し、電気で動く無人運転バスを使った交通サービス「Robot Shuttle」を8月から運用すると発表したことを報じていました。

 

ニュースを聞いたときは、DeNAって、単なるゲームソフト会社じゃないの?と思っていましたので、へぇ~、こんなこともやるんだぁ、と少々驚きでした。

 

テレビ映像で、このロボットシャトルを見ましたが、運転席はなく、通常の自動車のように「前後」があるわけでもなさそうでした。

ユーザーサイドとしては「早く公道で走るところを見てみたい」と期待してしまいますが、DeNAサイドとしては、「チャレンジはしない」とのことで、当面は、公共施設やテーマパークなどの私有地で活用を見込んでいるようです。

 

私有地内の移動であれば、スピードをあまり出す必要もないし、重大な事故にもつながりにくいのは、自明で、ここで経験とノウハウを積んで、現在の法律問題がクリアされたころまでに、技術水準が公道を走るに値するレベルになっていればOKという戦略なのだと思う。

 

実際、公道での走行を視野に入れている大手自動車専用メーカーが、法律面へのチャレンジはしていくだろうから、その間に、テーマパークなど私有地での実績とシェアを拡大していこうという方向なのだろう。

それにしても、企業がながーく生き残るためには、事業領域の拡大も考えることは必須ですが、まさか、自動車の世界に、IT出身の企業が参入するとはびっくりです。

 

電気自動車が今後の自動車開発の中心となるとするならば、もはや、自動車は機械装置というより、電気装置であり、情報機器装置産業であると捉えた方がよいのかもしれませんね。

 

 

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