いわゆる「迷惑メール」というのは、一般的に1日にどのぐらい受信(携帯アドレスを除く)しているのでしょう。
IT知識に詳しくないので認識に誤りがあるかもしれませんが、会社勤めをしていた時は、会社の独自ドメイン、専用サーバーを使用してメール受信をしていましたので、セキュリティが守られているのか、迷惑メールはほとんど受信した記憶がありませんでした。
独立してから、ヤフーやgメールで設定したフリーアドレスやOCNなど契約プロバイダから与えられたアドレスをパソコンでは使うようになりましたが、感覚的には、サラリーマン時代から一気に増え、毎朝、パソコンを立ち上げた時にする作業のひとつが「不必要なメール削除」になりました。
若い方は、記憶がない(薄い)かもしれませんが、以前は、「受信者の許可なしで営利目的の広告メールを送る時は、件名に「未承諾広告※」と表記することが義務付けられていました。
法律的には、「特定電子メール法」といい、2002年7月に施行されています。
数年前に「最近、未承諾広告※ の件名のメールを見ないなぁ」とふと思って、調べたら、「特定電子メール法」が2008年12月に改正され、「相手の承諾なし営利目的のメールを送ることが禁止」になっていました。
感覚的には「未承諾広告※」と法律にしたがって件名を明記してくる業者も多かったですが、ルールに沿っていないメールも多く、「迷惑メール対策」として法律が果たした役割は、効果があったのかなかったのか、日常生活の中では、あまり感じませんでした。
ちなみに、おおざっぱですが、仕事でよく利用しているメールアドレスに送られてきた「迷惑メール」をチェックしてみました。
その結果は、意外でした。
「迷惑メール」と思っていましたが、総務省が定義する「迷惑メール」を「受信者が承諾していない営利目的のメール」とすると、ほとんどありませんでした。
例えば、大手某広告雑誌からのメールは、多いと1日に数十件送られてきます。
美容系やグルメ、特典ポイントなどに関するメールですが、基本的に、不必要なので「迷惑メール」として、「受信=削除」です。
しかし、記憶は定かではありませんが、リラクゼーションや食事の予約で、利用した時に、知らず知らずのうちに、「メール受信を承諾」しているのでしょう。
あと、「出会い系」や「投資系」の「迷惑メール」も多いです。
こちらは、過去の利用実績はないので、おそらく私のアドレスが何かのリストに載っているか、業者が適当に送って送信エラーが出なかったため送られてきているのではないかと思います。
しかし、これも、本文自体は、広告っぽい内容ではなく、メルマガのような内容で、詳細を知るには、添付されているURLをクリックする方式でかつ、今後配信を希望されない方は、こちらをクリック、みたいな方式なので、「未承諾の営利広告」とは、言い切れないのでしょう。
それにしても、新規顧客を開拓するためには、どこもかしこも見な必死で巧妙ですね。
ちなみに、以前、この手の「迷惑メール」をきっかけに、商品を購入したことがあるかどうか、専用のブログサイトを立ち上げて、コメントを募ったことがありましたが、皆無でした。
冷静に考えれば、まぁ、コメントする人はいないですよね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ491号より)
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