日本時間の2016年6月16日(現地時間15日)の「パドレス-マーリンズ」戦で、マーリンズのイチロー外野手(42)が初回の第1打席に捕手前の内野安打を放って日米通算4256安打(日本1278安打、メジャー2978安打)とし、ピート・ローズ氏の持つメジャー通算最多安打記録に並んだ。(5打席目でこの試合2安打目を放ち4257安打となり世界一となった)
月並みな話しであるが、「メジャー通算最多安打記録に並んだ」といっても、イチロー選手の通算安打記録は、参考記録でしかない。
あくまでも、「メジャー記録」としては、イチロー選手の通算安打数は「2978安打」である。
ただ、「4256安打」までの試合数と打席数を比べてみると、
ローズ氏:24シーズン 3562試合 1万5861打席
イチロー選手:25シーズン目 3363試合 1万237打席
とイチロー選手は、199試合、1526打席少ない。
もちろん、プロ野球とメジャーリーグのレベルの違い(プロ野球の方が、レベルが低いといわれる)があるじゃにか、と言われる方も多くいるだろう。
しかし、その点で考えれば、1シーズンの試合数はメジャーの方が、20試合ほど多いから、当然、打席数は増え、ヒットは多くなる。
また、野球以外のスポーツ、例えば、サッカーの世界でいえば、ヨーロッパには、プレミアリーグやセリエA、ドイツブンデスリーガなど多くのリーグがあり、いまは、スポーツは多国籍である。
そのように考えれば、あくまでも「メジャーリーグの通算安打」としては、参考記録であっても、「野球選手の記録」として捉えれば、「世界一」ということは、事実であり、おかしなことではなく、称賛されるべきものであろう。
個人的な想いとしては、まだ、イチロー選手が、年間200本安打を打っていた頃は、「どうせなら、50歳までプレーしてピート・ローズ選手の大リーグ記録も抜いて欲しいし、イチロー選手ならできるんじゃないか」と思っていました。
しかし、さすがに、大リーグも40歳を過ぎた選手をレギュラーで使うチームはない。
そうなると、イチロー選手といえども、せいぜい、1シーズンに頑張っても100安打が限界である。
ローズ選手のメジャー記録まで届くには、いまのペースだと、15年ぐらいかかる。
さすがのイチロー選手でも、それは無理だよなぁ、と思う。
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