介護施設に勤務する友人と雑談する機会があった。

その時、わたしが「介護事故にはどんなものがありますか?」とお聞きしたところ、

◇転倒

(歩行中の転倒、座位を保持できず転倒)

◇転落

(車いすやベッドからの転落)

◇誤嚥、誤飲

(飲食物の誤嚥、誤飲)

◇介護ミス

(おむつ交換時の骨折など)

◇食中毒、感染症

(ノロウイルスや食中毒、インフルエンザなどの感染症)

が主たる事故だそうだ。


この話に関心をもったので、少し調べてみました。

すると、介護現場で、事故が発生すると、介護事業者は、市町村に事故内容の詳細を届け出ることになっているという。

報告された市町村情報によると、事故の約8割は、転落事故と転倒事故になるそうで、、その他は食べ物をのどに詰まらせたり、誤嚥により肺炎になったり、介助を行っている際に、骨折させてしまうといった事故が多いようです。


ただ、実際には、転落や転倒は、事故自体がわかりやすいので、事故件数としてカウントしやすく、したがって報告としても上がりやすい側面もあるようです。

逆に、誤嚥事故や口腔ケアが不十分なことによる雑菌が肺に入り肺炎になる事故は、あとあとわかるケースが多く、肺炎などの症状が出なければ、自覚症状がなく「事故としてカウントされない」ケースもあるようなので、実際の現場での事故の割合は、市町村に報告された内容の集計結果とは違うのかもしれません。


転倒や転落にしても、その瞬間に職員が目撃していなければ、わかりませんし、職員のミスにより転落、転倒しても、本人からの申し出やあざなどの外傷がなければ、職員は報告しない可能性もあります。

事故を報告しないというケースが重なれば、「事故の隠ぺい」となり介護事業者として「不祥事」です。


隠ぺいが起きないようにするためには、月並みですが、内部的には、定期的な介護サービス利用者への聞き取りや事故原因の徹底した原因究明と再発防止策の徹底しかありません。

仮に、介護サービス利用者が、隠ぺいされている事故を行政やマスコミに情報を流してしまった場合は、真摯に、組織として謝罪会見を実施しなければ、なりません。


その場合は、こちらも毎度のことですが、「社長限界でしょ」(謝罪、調査内容、原因究明、処置・賠償)の原則に従った、謝罪会見をしなければ、火に油を注ぐ結果になることは確実なので、日ごろから「事故や不祥事に対する対応」をしっかりと訓練しておくことが重要なのは言うまでもありません。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ422号より)


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