ある金属加工会社では、「品質を保証するための8か条」を以下のように決めているという。
《品質を保証するための8か条》
1 異材防止の厳守
2 決められた手順を守る
3 確認・検査はポイントを押さえて確実に実行
4 良否は基準と照合して判定し、曖昧なものは上司の判断を仰ぐ
5 判定結果は必ず記録する
6 異常兆候を発見する感性を持つ
7 不良発生時は真因究明と再発防止の徹底
8 測定具は基準通り管理する
要は、「お客さまに望まれる製品やサービスを提供する」ために、自分のやるべきことは何で、それをちゃんとやらなかったらどうなってしまうか、をしっかり頭に叩き込んで、こうした「8か条」を「日々の行動の戒め」としておけば、基本的には、品質は担保できるのである。
話はそれますが、最近、雑誌やニュースで、オックスフォード大学が「将来なくなる仕事」を発表し、話題になっています。
要は、技術革新がすさまじく、人間ではないとできないと思われていた仕事が、機械にとってかわられるということらしいです。
確かに、車も「自動運転技術」がどんどん開発されている昨今、将来はタクシードライバーさえ「無くなる仕事」かもしれません。
「消える職業」リストには、「電話オペレーター」「レストランの案内係」「レジ係」「ホテルの受付係」「スポーツの審判」「検査測定を行う作業員」などが並んでいます。
上記の「品質8か条」の中には「良否は基準と照合」とありますが、将来は、検査員がいなくなれば「8か条の内容を見直し」しなければならないかもです(笑)
真面目な話、人工知能が発達しているといっても、「臨機応変な対応」は、まだまだ機械には「先」でしょうから、「人間が付加価値を作りだすこと」が生き残りをかけた戦いなのかもしれません。
それにしても「消える職業」の中の「スポーツの審判」は、ちょっと寂しすぎます。
「誤審」はたまにはあるけど、大相撲から「行司」さんがいなくなったらシュールすぎますね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ466号より)
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