2016310日付の北海道新聞によると、

(以下引用)

JR北海道の島田修社長は9日の記者会見で、北海道新幹線の予約状況について、開業日の326日から9日間の提供座席数約20万席に対し、予約数が現在までに25%に当たる約5万席分にとどまっていることを明らかにした。」

と報じていました。


326日の開業日の1番列車の予約は、25秒で売り切れになったと報道されていたが、1番列車以外は、空席だらけらしい。

それにしても「開業から9日間の予約が25%って少なさすぎるんじゃない??」とシロウト目線で感じているが、JR北海道としては、「新青森-新函館北斗」の想定乗車率は、当面、26%で予測しているのだという。


その理由は、

◇新青森-新函館北斗はもともとビジネス需要が少ない

◇新幹線の座席数は在来線と比較すると約6倍ある

からだそうだ。


それにしても、26%は少ない。

昨年の北陸新幹線開業フィーバーと比較すると寂しすぎる。

土日は、しばらくの間は、開業直後の物珍しさで乗車率は、100%を超えると思うが、平日は、ビジネス需要に頼るしかないが、もともと青森や岩手と函館は経済圏としてつながりが深いわけではないので、苦戦するのかもしれない。


ちなみに、現在、新函館北斗の駅前には、駅以外の建物や施設はほとんどない。

開業から約10ヶ月後の20172月に商業施設やホテル、温浴施設がある6階建ての複合施設がオープンするらしいが、しばらくは、せっかく、新函館まで新幹線で到着しても、函館に戻って泊まったり、買い物するしかなさそうだ。


やはり、北海道新幹線の場合、札幌まで延伸(まだ15年先)しなければ、営業的には、相当苦戦を強いられるんだろうな、と思う。


【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7
つの思考法』(パブラボ刊)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)