中央競馬(JRA)に16年ぶりに誕生した女性新人ジョッキー、藤田菜七子騎手(18)がメディアで話題になっている。
地方競馬も含めると、現役女性騎手は、何人かいるが、中央競馬での新人女性騎手は、西原玲奈氏(現在は調教助手)以来の誕生で、現役のJRA女性騎手は、藤田騎手だけである。
その藤田騎手が、2016年3月3日に地方競馬である川崎競馬でデビューした。
JRA所属の騎手のデビュー戦が、地方競馬となることは珍しいらしい。
おそらく、「女性であること」「3月3日はひな祭りであること」から、川崎競馬でのデビューになったのだろう。
この日は、6レースに騎乗し、デビュー戦の1レースは8着で、この日の一番の着順は、5レース目の2着だった。
この日の取材は、「菜七子人気」で、レース後の会見には63媒体137人、テレビカメラ31台が集結したという。
ちなみに、JRAの同期5人のデビュー戦は、5日の中山競馬場で、6日の2レース目は、武豊騎手とも初対決するという。
なお、女性騎手の最短騎乗勝利は、西原騎手の9レースらしい。
JRAデビュー戦で勝利したら、メディアの盛り上がりは相当凄いことになるだろう。
ただ、中央競馬での過去の女性騎手の騎手寿命は短い。
確か、未だ、中央競馬所属の女性騎手で、通算100勝をあげた騎手もいないはずだ。
中央競馬会の女性騎手と言えば、福永祐一騎手が同期となる1996年デビューの「花の12期生」に牧原(増沢)由貴子氏、細江純子氏、田村真来氏と3人もの女性騎手を誕生させた時代もあったが、いずれも、34勝、14勝、9勝とデビューからわずか数年で引退している。
月並みであるが、騎乗センスは同期の男性騎手に劣っていないという藤田騎手には、結婚しても、母になっても、50歳になっても現役騎手として騎乗し続けてほしいものである。
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