201623日付の朝日新聞によると、ライブドアの元社長で実業家の堀江貴文氏(43)が201512月下旬に、北海道大樹町に住民票を移していたという。


私は、札幌にいるので、よくローカルニュースで、堀江さんが大樹町に仕事で来ているときはニュースになることも多く、また、SNSの情報でも、堀江さんは、自分の行動をアップしてくれるから、「あっ、いま、北海道に来ているんだぁ」とわかる。


だから、このニュースを知った時(最初に知ったのは、北海道新聞ニュース)に、堀江さんは、道新記者からのインタビューに「おもしろそうだから(引っ越した)」と答えたらしい。

堀江さんらしいなぁ、と思う。


ご存知のように、大樹町には、堀江さんの会社の子会社であるロケットの研究、開発会社の「インターステラテクノロジズ」(2013年創業)の本社がある。

この地で、この会社は、ロケットの打ち上げやエンジンの燃焼実験を続けているそうで、堀江さんは、何度も実験に立ち会っているという。


記事によると、堀江さんは、社員らが「町へ住所を移したら」と水を向けたところ、「東京に税金を払うより、こっちに払うか」と乗り気になって住民票を移したらしい。


ちなみに、住民税(都道府県民税+市町村民税)は、その年の「11日」に住民票がある自治体で決まる(要は課税され支払い義務が生じる)。

(起算される期間は、前年の11日~1231日の所得)


したがって、12月下旬の堀江さんの転出は、大樹町にとってメリットがあるし、堀江さんの「東京に払うよりも・・・」という目的も果たすことになる。


話はそれるが、政治家や芸能人は、住民票は地元において、ふだんの拠点(住まい)は、仕事のしやすい首都圏や関西圏という人が多い。

現在の住民税のシステムは「住所地主義」となっているが、それってどうなんだろう?と思う。

全国を飛び回って仕事する人や、各地を転々としながら仕事するノマドビジネスマンなど、2重、3重生活者は、堀江さんのような行動をする人がこれから増えてくるのかもしれない。



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