2~3年前から、海外で人気が出ているランドセル。
海外では、女性だけでなく、大人の男性利用者も急増しているという。
ランドセル人気に火をつけた要因の一つと言われているのが、アメリカで大人気のヤングセレブ女優で歌手のズーイー・デシャネルさんが、ランドセルを愛用している写真がネットで拡散したことも一つでしょう。
「ランドセル=小学生の通学バッグ」と日本人なら誰でも思い込んでいる。
服務規定が校則でしっかり決められている中学や高校なら問題かもしれないが、中学生がランドセルを背負って通学しても、理屈で考えれば、両手は塞がれずに安全だし、機能的な通学バックであるはずだ。
しかし、小学生以外がランドセルを背負っていたら、日本人の普通の感覚は「精神的におかしな人」という視線を送るに違いない。
ランドセルは、オランダ語のRanselが日本語的に訛って、ランセル→ランドセルになったという。
本来は、幕末期に、西洋式の軍隊制度が採用された際に、軍人のバックが背嚢式で採用され、日本に入ってきたらしい。
確かに、明治時代の軍隊ものの映画や当時の写真をみると、弁当箱のような背嚢式のリュックサックを軍人さんは背負っている。
それにしても、このランドセルが、なぜ、小学生のカバンになったのだろう?
小学1年生や2年生は、まだ、握力も弱いから、1日分の授業の教科書を手提げ方式で持つとなると、相当大変だ。
その意味においては、背嚢のランドセルは安全だし、機能性がよい。
ちなみに、私は、最近、出張に出掛けるときは、ゴロゴロバック(キャスター付き)と背嚢式のビジネスでも使えそうなバックにしている。
以前は、1~2日分の着替えも収納できる大きめの手提げのバックを用いていたが、書類が増え、バックと着替え用のキャスターバックに分けるようになった。
しかし、両手がふさがってしまい旅先でお土産などを購入すると、もう大変。
そこで、手提げバックをしばらく止めて、リュックタイプに切り替えてみましたが、断然楽です。
ランドセルは機能的なので、わたしも使用したいが、やはり、そのままの形状だと、今の日本では「おかしな人」になってしまう。
ビジネスでも活用できるようなランドセルを開発してくれたら、真っ先に購入したいと思っています。
ニーズもかなりあるんじゃないかな、と思う。
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