大人になって「高校時代」を振り返ると「勉強」に対しては「テストの点はまるでダメだったよなぁ」との印象が強く残っている。

出題範囲が決まっている中間テストや期末テストは、「一夜漬け」も成り立つので、そこそこだったが、「大学入試模試」のような、範囲が広範囲になるものは、ホント、苦手だった。

要は、きちんと身に付いていないんですね。


プチ自慢になってしまうが、唯一、「模擬試験の点数」で出来がよかったのが「小論文」。

私が大学受験する当時は、理系大学で「小論文」を採用しているところはほとんどなかったので、入試対策的には、全く必要がない科目であるが、小論文の点数だけは、そこそこ良くて、たいてい偏差値が70とか80になり、ある時は「全国統一模試3位」というスゴイ成績が模試で残せて、面白くて、受験に必要もないのによく模試で小論文を選択していた。


「テストで小論文の点数を上げるための極意」は、今の時代なら、いろいろなノウハウが確立しているともうが、当時の私は、当たり前であるが「あること」だけを守って文章を構成していました。

それは、「としそ(うおう)」の法則(年相応の文書を書く)である。

「としそ」の法則とは、私が勝手に考えたものであるが、

と:ところが

し:したがって

そ:そのようなわけで

で文章を展開して書いて行く、という方法である。

たいした方法ではありませんが、この方法で文章を構成していくと、経験則的に点数がよかったんですね~。


話は、全く変わりますが、ある工場に訪問したら、その会社では「基本行動を習慣づけるため」に「しつけ8か条」というものを定めていました。

その8か条とは、

『あしたもたしかに』

だという。

「あしたもたしかに」とは、

あ:「あいさつ」と「ありがとう」が言える職場

し:指差し呼称で安全・品質確認

た:正しい服装の作業前相互点検

も:もったいないの精神

た:確かな判断、現物確認

し:仕事の掛かりと終わりは時間厳守

か:会話ができる職場

に:2Sの推進、実行

を意味する。


小論文の話にしても、しつけの話にしても、大事なことは「大事なことの習慣化」である。

日常生活の中でも経験的にミスしないための「自分で決めた要点」を語呂合わせで、決めておくと見落としが少なくなると思う。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ465号より)



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