2015年12月16日付の時事通信によると、
「16日午後5時25分ごろ、北海道・新千歳空港で、搭乗手続き中の関空行きピーチ・アビエーション106便で爆弾騒ぎがあり、乗客約160人が一時機外に避難した。爆弾は見つからず、同機は午後8時前に出発した」
(上記は記事より引用)
と報じていました。
それにしても、お騒がせな話である。
テレビのニュースなどの情報だと、その5人組の乗客のひとりが、男性乗務員に対して、仲間の男性が「こいつ爆弾を持っていますよ」と発言したという。
このご時世、「爆弾発言はおふざけで冗談だろうなぁ」と思っても男性乗務員の立場で見れば、
「機長に連絡→機長は乗客に降機指示→保安検査のやり直し→再搭乗」
という流れになるのは目に見えている。
このくそ忙しい時期に、本当に迷惑な話である。
警察は、「単なるいたずら」として処理するようであるが、機材のやりくりがキツイLCCでの「いたずら」だから、出発が2時間も遅れていれば、時間帯によっては、次の運航にも多大な影響が出るわけで、偽計業務妨害など犯罪として書類送検されるのではないかと思う。
飛行機でのおふざけといえば、私が20代の頃に、一緒に搭乗した職場の先輩が、「タイ人のふりをするからお前も付き合え」といわれて、若い女性アテンダントさんをからかったことがあった。
飲み物サービスの時に、日本語が通じなくて、私が隣で訳すという「いたずら」ですが、降りる時まで、その先輩を外国人の乗客と思いこんでいたようで、降りる間際にその先輩が日本語で話しかけたら、びっくりした表情をしていたのが印象的だ。
この手の「おふざけ」も、今の時代は、たくさんのアジア系外国人旅行者が多いから、きっとおふざけとして成立しないだろう。
今の時代、冗談が冗談とならない「おふざけ」は多々ある。
団体旅行だし、北海道で遊んだ勢いの延長での出来事であるだろうけれど、猛省して欲しいものである。
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