お騒がせ元首相で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗氏が、20151214日に公表された新国立競技場の2つの計画案について、「B案の方がいい」(竹中工務店)と発言したという。(A案は大成建設)


この件について、ニュースで知った時に、「おいおい、また森さんは、審査委員でもないのに、訳の分からんことを言ってる」と思っていたが、同じように、馳浩文部科学相も15日の閣議後の記者会見で「そんなこと言っていいのかな」と疑問を投げかけたという。


森さんが、元首相という肩書きはあるにせよいわゆる一般人として感想を漏らすならともかく、委員会会長という立場で、審査前に「こっちがいい」というのは、どうかと思う。


それと、この記事でのポイントは、馳氏がきわめてまともな感想を述べたことである。

一般的には、馳氏は、同じ石川出身の森氏にスカウトされて政界入りしたとされている。

つまり、森氏は、馳氏が政治家の道に進んだ恩人である。

しかし、しっかり、きっぱりと「おかしいんじゃない??」と疑問を呈したことは、常識的な判断力がある証拠で、ひとまず、安心である。


それにしても、今回残っている2つの案は、建築家(設計士)と施工会社がタッグを組んだプロジェクトで、建物の仕様も「木材を使用」などある程度、決められているので、奇抜なものでなく、トータルとして無難である。

そのため、工期もコストもしっかり設計側と施工側でコミュニケーションが取られているので、大幅な予算オーバーもなさそうで、両案とも完工は、201911月末での完工だ。


A案、B案をどちらが計画したかは、公表しないということになっているが、A案が「大成建設と建築家隈研吾氏」、B案が「竹中工務店と建築家伊東豊雄氏」ということらしい。

A案は壁面緑化、B案は壁面をなくすという案で、周囲の環境と調和した設計になっているようで、それぞれ、予算は、「14899993万円」、「14968800万円」とどっこいどっこいである。


シロウト発言であるが、前回案の宇宙船のような建屋は、建設に3000億とも4000億ともいわれたから、きっと妥当な建設コストなのだろう。

しかし、森氏が、ここまでして組織委員会会長のイスにしがみつくのはなぜなのだろう。

やはり、世間で噂されている通りで、最高位の叙勲を受けたいための肩書づくりなのだろうか。



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