テレビ東京で現在放送されている深夜の人気ドラマ「孤独のグルメseason5」。
この番組は、金曜日の24時12分(土曜0時12分)に放送されているにもかかわらず、視聴率が5%超えしているコンテンツである。
「深夜におっさんが上手そうに飯を食う」ので「飯テロ」と言われている。
テレビ東京で放送開始から5年目に突入しているが、当初、この番組企画は、フジテレビに持ち込まれたという。
しかし、「こんな番組、ウケるわけがない」と門前払いされ、テレ東に企画を持っていたところ、大成功となったのだ。
先日、第6話(2015年11月7日放送)に取り上げられた「大岡山にある九絵(くえ)」を訪問してきました。
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131711/13040797/dtlphotolst/1/smp2/
「九絵」は、漁師料理やさん。
ドラマの主人公「井之頭五郎さん」(松重豊氏)が注文したのは「九絵定食」と「カツオのなめろう冷茶漬け」。
私も、煮魚とお刺身の両方が楽しめる「九絵定食」を食べてみたかったのです。
お店は、日曜休みで、お昼の時間帯と夜の時間帯に営業しており、ランチ時間帯は「サービス価格」となっており、夜に似たメニューを注文すると金額が違うという。
開店は11時半なので、余裕を見て11時20分ぐらいに到着しましたが、まだ放送直後ということもあり、すでに店内は満席で、お店の外に8人が並んでいました。
聞くと、ふだんのランチは50人ほどですが、一番多かった時で90人ぐらいだったそうです。
店内に入れたのは12時20分過ぎ。
ドラマの主人公、五郎さんが座ったカウンター席に運よく座れました。
この席は、大将が魚をさばくところが目の前で見ることができる特等席です。
日替わりになるこの日の煮魚は「ぶり大根」、刺身は「サーモン、中トロ、ハマチ、イカ」で、玉子焼きと厚揚げ、菜っ葉のお浸し、漬物、あら汁の味噌汁、ごはんで、1200円。
なかなか見た目もゴージャスです。
(ごはんとみそ汁は、1杯おかわりができます)
料理はもちろん美味しかったのですが、感心したのは、番組がお店の特徴を忠実に再現している点です。
例えば、ドラマで、この店は、
◇女将さんが大将を仕切っている(ぶつぶつひとりごとを言っている)
◇大将は寡黙な職人気質
◇大将が水道の蛇口を閉め忘れて水が出しっぱなしになるのを女将が注意する
といったシーンが表現されています。
カウンターで観察していると、大将が水道の蛇口をひねって水を出した後、たいてい、出しっぱなしにして、蛇口を止め忘れます。
すると、女将が、別の作業をしながらちらっとそれを見て「水!!」と大将を注意するのですが、まさに、実際のお店でもそのまんま。
私は、思わず、にやけてしまいました(笑)
孤独のグルメは、都内及び近郊が舞台になるケースが殆どなので、なかなかランチを食べに行くチャンスはないのですが、また、チャンスを狙って、料理とお店の雰囲気がドラマの演出そのものかどうかをチェックしてみたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ464号より)
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