最近よく、知人を通じて紹介された人にお会いすると、「ブログを拝見しています」とか「本を買わせていただきました」「メルマガ登録して毎週読んでいます」といったことを言われるケースが多くなった。
知人からわたしを紹介された人が、わたしに会う前にすることは、今の時代、やはり「ネット検索」なんですね。
独立したころは、「自分の名前を売る」ということに力を入れました。
なので、ネット検索に自分の名前を入れて、どれだけヒットするか、日々、ネットでのヒット件数が増えるように努力を注いでいたました。
独立するまでは、サラリーマンですから、「自分の名前を世間に売る」という行為は基本的にしてきませんでした。
やはり、サラリーマンであると、仕事に関連することはもちろん、プライベートの世界のことでもその発言によって、所属組織に迷惑がかかるとまずい、という意識が働き、情報発信するとしてもペンネームやハンドルネームを使っていました。
そういえば、仕事関係のコラム記事を専門雑誌や新聞社から頼まれるときも、書いた文章を依頼された編集者に提出するよりも先に所属組織の上司に提出して、外に出していいか許可を取っていました。
したがって、独立して一番の変化は「自分の名前をどんどん外部の情報発信すること」でした。
やはり「名前を売る」ことをしないと仕事の注文が入ってきませんので。
ただ、名前を売るとなると、仕事関連については特に、「やや挑戦的な内容」になります。
ありきたりの解説分を書いても、数多(あまた)の情報の陰に隠れて埋もれてしまうだけです。
ただ、そういう文章を書くと当然、反対意見やその考えに対して匿名で中傷する人も出てきます。
真っ向勝負で反対意見を述べていただく分には、こちらも、それに対して信念があればあらためて違憲することもできるので結構なのですが、「2ちゃんねる」に代表されるような「掲示板」や「ブログのコメント欄」に「通りすがり」といったような「匿名」でのやや感情的なコメントや中傷発言は、本当に嫌です。
話を戻しますが、そんなこともあり、昔は「自分の名前をネットで検索」はよくしていましたが、最近は、ネガティブ記事は見たくないので、チェックしていませんでした。
ひさびさに検索していろいろチェックしたら、たくさん、わたしが出版した本やブログでのコラムのの一文が引用されているんですね。
ありがたいことです。
私のコラムでよく引用されているのは、下記に掲載する「好奇心」に関するわたしのコラムです。
「行動を起こすための動機づけになるのは知的好奇心」云々というような記事には、よく使っていただいているようです。
(以下、好奇心に関するわたしのコラムの一文)
・・・行動をして、人生を変えたい私もあなたも、物事に対し常に好奇心旺盛で有り続けたいと願っています。
人は歳をとると「今までインプットしてきた数々の情報」を繋ぎ合わせて、 素晴らしいアイディアを創造することは出来ますが、数々の情報を引っ張り出してくる能力と、新たな情報をインプットする能力は自然と落ちて行きます。
すると「既成概念や今までの価値観」の中でしか、ものごとを考えなくなるので、 多くの年長者は「時代遅れ」とか「頑固者」と評されるのです。
若いうちは、経験が少ないため多様な価値観を理解しづらく、 歳をとると多様な価値観を理解する概念はあっても、 自然に不必要だと判断した情報を無意識のうちに遮断しているので、新たな価値観を理解できなくなるのです。
したがって、人は意識的に常に知的好奇心をもって、ものごとを捉え続けて考えて行くことが必要なのです。
(引用ここまで)
まだまだ発信したい考えはありますが、これだけ情報過多の時代になると「どうせ書いても埋もれちゃうよな」と考える自分がいて、以前より情報発信力が落ちていると自覚しています。
しかし、こうして引用していただいている一文がある記事をみると、「これからも人に気づきをもたらすきっかけになるような考えを発信していきたい!」と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ434号より)
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