2015107日付の朝日新聞によると、

(以下、記事より引用)

「伊藤園は26日、国産の厳選玉露だけを使った緑茶飲料「瓶 お~いお茶 玉露」を、全国のコンビニやスーパーで売り出す。20度以下の水で時間をかけて抽出し、うまみ成分の「テアニン」を多く引き出した。渋みや苦みも少ないという。375ml入り瓶で、希望小売価格は税込み1080円。」

と報じていました。


375ml1080円」と聞くと、「500ml160円」のペットボトルのお茶に慣れている私たち庶民からすると「たかーい」と手が出ません。

しかし、「自分へのちょっとしたご褒美」的なニーズは、案外高く、商売になるのかもしれません。

ただ、運動後の「がぶのみ」したいときには、もったいなさすぎますね(笑)


ちなみに、記事にあるように、「緑茶を水出し」すると、お湯で淹れるよりも1.5倍うまみが多く抽出されるそうです。

ご存知のように、緑茶の茶葉にお湯を注ぐと、アミノ酸の「テアニン」そして、抗酸化作用や抗がん作用があるといわれる「カテキン」が抽出されます。

ただ、カテキンは「渋み」の源です。(わたしは、この渋みが大好きですが)


しかし、水出しすると、テアニンは抽出されますが、カテキンは殆ど抽出されないそうです。

そのため、うまみが余計に感じられ、味がまろやかになるわけです。

また、カフェインもほとんど水出しだと抽出されないそうです。


水出しでは、カテキンは殆ど抽出されませんが、その代わりに、「エピガロカテキン」という成分は抽出されるそうです。

エピガロカテキンは、体内の免疫細胞(マクロファージ)を活性化させる作用があり、感染症予防の効果があるそうです。


お湯でお茶を入れて、渋味と抗酸化作用のカテキンを取るか、水出しして、うまみと免疫細胞の活性化を取るか、ちょっと悩んでしまいますが、どちらも、それぞれに「メリット」があるので、お茶を淹れる際は、お湯だけでなく、水出しもして飲むのがよさそうです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ458号より)



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