プロ野球の現役最年長選手である中日ドラゴンズの山本昌選手(50歳)が引退を表明しました。

最年長200勝達成、最年長登板、など数々の「最年長」記録を達成してきた伝説の投手ですが、個人的には、モイヤー投手(49歳)の「世界最年長勝利投手」を更新して(できれば50歳以上で)を達成して欲しかったです。


今シーズンで引退する40代選手は、谷繁捕手、和田選手、西口投手、小笠原選手、中島捕手など数多くいて、私より年上の選手は山本昌投手だけだったので、とうとう、プロ野球界から私より上の世代の現役選手(独立リーグを除く)はいなくなってしまい、寂しい限りです。


話は、変わりますが、スポーツ選手の引退といえば、先日、現役引退を表明した柔道の野村選手が最近、テレビのコメンテイターなどでよく見かけます。

野村忠宏選手は、ご存知のように、1996年のアトランタ五輪からシドニー、アテネと3大会連続で金メダル(60キロ以下級)を獲得したすごい選手です。

しかし、柔道という人気スポーツでの3大会連続金メダリストにもかかわらず、意外と、世間の認知度が低いです。


この理由の一つに、「五輪での大会日程」があると思います。

野村選手の60キロ以下級は、女子の48キロ以下級と大会日程が一緒です。

野村選手と同じ日に試合をしていた女子選手は、「あのヤワラちゃん」つまり谷亮子選手です。

アトランタの時は、柔ちゃんは金メダル獲得を期待されながら銀、シドニー、アテネは金でしたが、常に、ニュースでは、柔ちゃんが優先されて報道されたわけです。

この結果、野村選手は、「目立たなかった」訳です。


スポーツ選手ではありませんが、今週は、歌手で俳優の福山雅治さんが女優の吹石一恵さんとの結婚を電撃発表しました。

同じような日程で、お笑いの千原ジュニア氏、麒麟の川島氏も入籍していたのですが、目立たないものとなってしまいました。


私は広報の専門家ではありませんが、世間に知らしめたいニュース、逆にあまり知らせたくないが公表しなければならないニュースがあると思いますが、タイミングというのが、非常に重要なことがわかります。

でも、スポーツの場合は、日程をコントロールするのは難しいので、野村選手には、五輪での勝ち運はあったが、大々的な報道をされる運はなかった、ということになるのでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ457号より)



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