年収1億円を稼ぐあるブロガーの方が、自身のブログで、

(以下、要約)

「嘘をつかない人は、嘘をつく人を批判し、嘘をつく人に説教することが多い」

その理由は、

「嘘は悪い行為。嘘をついてはいけない」
という大前提でものごとを考えているから。

そして、

「その価値観を相手と共有できている」

と思っている。

(要約、ここまで)

と述べていました。


このようなことは、結構、遭遇します。

アラフィフの上司が、オンラインゲームが好きな20代の部下に、

「若いんだから、休みの日は外に出て運動した方がいい」

とか、

通勤途上に、週刊ジャンプを愛読している部下に、

「漫画なんか読むのはやめて、読書をしろ」

と説教するようなシーンです。


オンラインゲームは、わたしはやりませんが、後者は、新入社員の頃にわたしが今は亡くなった上司に似たようなことを言われました。

もちろん、無視しましたけどね(笑)


これらも、

「ゲームなんてつまらない」

「漫画を読む暇があったら文学作品を読んだ方がいい」

という価値観が前提にあるからでしょう。


上司が、本気で「運動をした方がいい」「文学作品を読んだ方がいい」と考えるなら、「部下の価値観を受け入れた」上で、ロジカル・コミュニケーションとして、「運動をするメリットとオンラインゲームをするデメリット」や「漫画を読むデメリットと文学作品を読むメリット」を筋道を立てて伝え、部下と意見交換するべきでしょう。

そうすることで、相互に価値観を認め合い、「なるほど、相手の価値観にも一理あるよな」という相互理解が生まれるわけです。


頭ごなしに説教するときは、

「相手との価値観が共有されている」

場合のみ、通用する話で、

「価値観が共有されていない」

場合は、

「単なるおっさん(おばちゃん)のたわごと」

にしか相手には聞こえていないことを理解しなければ、

「相手に良かれ」

と思って伝えていることも「無駄」(徒労)になってしまうのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ445号より)



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