7月のある日曜日は、全国的に猛暑で、天気予報を見ていると、各地で軒並み最高気温が35℃を超えていました。

北海道も例外ではなく、日中の最高気温が30℃を超えた場所も多かったようです。

しかし、その日の釧路は20

た。


「筋肉量をトレーニングによって増やす」「心肺機能を高める」といった「自分比」での能力向上は、もちろん、後天的な努力で鍛えられますが、暑がり、寒がりといった「気温に適応できる能力」や「高所やジェットコースターなど高速走行」への耐性は、先天的な要素が強いと思います。

「乗り物酔い」も三半規管による要素が高い前後と、普通にしている分には、過ごしやすかったです。


ただ、ランニングをするとなると、15℃を超えると、一般的には、運動パフォーマンスは落ちるといわれており、特に人より暑さに弱い私は、この日は釧路で走っていたのですが、脱水が激しく、30キロ走った後は、バテバテでしようで、こうした肉体的特性は、後天的な努力で多少の改善はあっても、基本的には「先天的な特性(生まれつき)」で能力の程度はある程度、決まってしまう・・・つまり、あまり後天的には鍛えられないものと、理解すべきなのかな、と思います。


ただ、「生まれつき」で殆ど決まってしまうとしても、人として向上心を持って生きる以上(笑)、多少は、努力したい。

そこで、「夏ランの新常識」という特集が組まれた雑誌を買ってみました。


参考になった情報を、いくつか、ピックアップすると、


『頭から水をかぶっても体は冷やせない』

⇒股関節の周辺や首の後ろ、脇の下といった太い血管が通っている場所を冷やさない限り、上がりすぎた体温を下げる効果はないそうです。

かぶり水は「清涼感」を増すだけで(スプレー剤も単なる清涼感のみ)体温を下げる効果は、ほとんど期待できず、逆に、汗が蒸発せずに、体に熱がこもる可能性が高い。


『夏のランニングで塩を大量摂取しても効果は薄い』

⇒塩にナトリウムが占める割合は、約4割でカリウムもない。

したがってミネラル補給効果は薄く、塩熱サプリのような飴やスポーツドリンクを飲むべき。


『トレーニング後に冷水シャワーや水風呂よりもぬるめのお風呂の入浴の方が回復が早い』

⇒炎症を起こしていない限り、ぬるめのお風呂につかったほうが、血液循環を促進し、疲労回復のスピードが上がる。

血行が促進されると、補給した栄養が全身に行きわたりやすくなり、筋肉内にたまった疲労物質を速やかに流し、除去できる。

走った後の入浴は、血中の水分量が減るため、血栓を起こしやすく、500ml程度の水を飲んでおくことが無難。


『スポーツドリンクを水がわりに飲んではいけない』

⇒日常生活において、運動量と発汗量が少なければ、夏だからと言って、水がわりにスポーツ飲料を摂取すると、糖質やナトリウム過多に陥る可能性が高い。

ただし、ハードな運動をしている人は、スポーツドリンクから摂取する塩分は、まったく気にする必要がなく、糖質過多にもならない。

ただし、カロリーオフのスポーツドリンクでは、運動後の水分補給にはなっても、糖質補給には、ならない。


記事をよく読めば、当たり前のことが多いですが、「夏だから」「走った後だから」となんとなくやちゃっていることも多いので注意して夏を過ごしたいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ448号より)



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