2015年6月4日付の時事通信によれば、
「英国の広告自主規制団体である広告基準協議会(ASA)は3日、ファッション誌「エルUK」に掲載された仏高級ブランド「イブサンローラン(サンローラン)」の広告について、モデルの女性が「不健康なほど痩せている」ことを理由に掲載を禁止する決定を出した
と報じていました。
問題となったのは、女性が横たわる白黒写真の広告で、「不健康に痩せたモデルを使うのは無責任ではないか」という苦情が広告基準協議会に寄せられたのだという。
広告主のイブサンローランは、この苦情に対して同意せず、広告基準協議会が審査をした結果、
◇女性のあばら骨が目立って見える
◇太ももと膝の幅が同じぐらいで非常に細い
といった点を指摘して、寄せられた苦情を認め、「この広告はこのままの形で再掲してはならない」と判断したという。
2015年4月21日付の当ブログで、フランスの下院が「痩せすぎモデルの活動を禁止する法案が可決された記事を上げていますが、イギリスでも同じような事例が出てきているのだ。
http://blog.logcom.jp/?day=20150421
個人的には、「モデルは、プロの職業であり、常人の体形と比較して健康・不健康を議論するものではないし、ブランド品の広告は芸術性があってもいい」と思うので、モデルが痩せすぎだろうと、大きなお世話では、と思ってしまうが、「痩せすぎモデルの起用は不快」と感じる人が、以前より増えてきたのかもしれない。
「企業リスク」という観点で捉えるならば、「不健康なモデルを広告に起用する企業は信頼できない」と企業イメージダウンにつながるのであれば、いくらブランドがある会社でも、「どんなモデルを使おうと大きなお世話でしょ」と苦情を突っぱねるのは、リスクが大きい気がする。
フランスの場合は、「BMI18以下のモデルの活動禁止」という基準を明確にしたが、イギリスの広告基準協議会(ASA)は、今後、どんなモデルに対するガイドラインを出していくのだろう、と思う。
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