2015年5月14日付の日本テレビが、
「北海道札幌市で、小型犬3匹と散歩をしていた女性が大型犬に襲われ、女性がケガをしたほか、連れていた犬が死んだ。警察が札幌市の条例違反の疑いで調べている」
と報じていました。
ネットで情報を検索すると、
◇現場は、5月9日午後6時半前で、札幌市豊平区の路上
◇被害者は、20代の女性
◇小型犬のポメラニアン3匹を連れて散歩をしていた
◇襲った犬は大型犬(ジャーマンシェパードのような犬)
◇男は、65~75歳代で、身長165センチくらい、中肉中背・白髪のオールバック
◇女性は腰をかまれて軽いケガ
◇3匹のポメラニアンのうち1匹が逃げた際に車にはねられて死に、1匹がかまれて大ケガをした(もう1匹は自宅近くまで逃げ帰った)
◇男と大型犬はその場から立ち去った
という。
ニュースでは、「警察は、犬が人を襲った際などに届け出を義務づけている札幌市の畜犬条例に違反した疑いで調べている」と報じているが、ネットでいろいろと検索して調べてみると、「ケガが軽傷なので、警察は犬を探し出すことはしない」という。
法律や条例には詳しくないので、素人意見であるが、「畜犬条例違反」は、条例であるが、女性が所有しているポメラニアンが噛まれて重傷を負ったわけであるから、器物損壊など刑事的に問えないのだろうかと思う。
また、ケガは軽傷とはいえ、傷害罪にも相当すると思う。
警察が調べないというなら、個人で頑張るしかない。
犬は、札幌市の場合、届け出制になっている。
現場が豊平区の路上であり、大型犬所有者となれば、登録情報から調べれば比較的容易にホシは特定出来るはずであるが、個人がやろうとしても、個人情報保護の観点で阻まれるだろうから、札幌市や警察の協力がないと、やはり難しいだろう。
札幌市は、条例がある以上、有名無実化にしないためにも、この件に関しては、被害者の女性側に立って、犬を特定して、所有者を処罰するべきだと思う。
ただ、厳しいことを言えば、女性が3匹の犬をひとりで同時に散歩させるのは、無謀だと思う。
犬は飼い主には従順な動物であるが、外でトラブルが発生すれば、所詮、動物である以上、制御が利かない。
わたしは、よく、河川敷をランニングするが、複数の犬を散歩させている人によく遭遇するが、そのうちの1匹が吠え出して暴れると、他の犬も騒ぎ出して、飼い主自体が制御しきれないシーンをよく目撃する。
また、河川敷の場合、複数の小型犬のリードを外して散歩させている例も多くみられ、わたしはよく、追いかけられて、ふくらはぎをかまれたケースも多々ある。
しかし、飼い主は、基本、しらんぷりで、モラルがない人が多い。
条例を厳正に適用して、飼い主のモラルを高め、市民の安全をより確保するためにも、この事件に関して、警察も札幌市も真摯に動いて欲しいものである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ437号より)
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