201557日の毎日新聞によると、

「名古屋市の中川運河に死んだ魚が大量に浮いているのが見つかった。市によると、5日までに約10万匹が回収された」

という。


記事では、

◇名古屋市によると、死んだ魚はコノシロやハゼなど

◇中川区から港区にかけての約8.2キロの範囲で3日に見つかった

◇運河の水を採取した結果、1リットル当たりの酸素量が1・1ミリグラムと通常の5分の1に減っていた

◇魚が死んだのは、酸素不足が原因とみている

という。


学校で学んだ知識なので、素人同然ですが、河川の溶存酸素量が不足する理由の一つに、「河川の汚れ」があります。

要は、家庭などから排出される有機物、窒素、リン、洗剤等の生活排水は、 下水処理を行って河川に流しますが、汚れが酷いと洗剤や油などが浮いたままの状態でやはり河川に流れます。


すると、河川に流された「キタナイ生活排水」のうち、有機物は化学反応による分解や微生物に よって生分解され、水中の酸素を使って、最終的には、二酸化炭素などに分解されます。

したがって、生分解によって酸素が使われるので、有機物が多ければ、水中の酸素が不足するわけです。


だから、今回の「魚の大量死の原因が酸素不足」であるということは、生活排水がかなり汚れた状態で、下水処理され河川に流れた、ということになるのではないかと思います。


それにしても、名古屋市下水道局の排一般家庭のみなさん、油や洗剤をじゃんじゃん流さないでください。処理が追いつきません」という気持ちだとは思いますが、下水道施設の適切な運営管理(環境マネジメント?アセットマネジメント?品質マネジメント?)という観点で問題がなかったか、検証してほしいと思います。



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