2015年5月7日付のFNNニュースで、
「大分市の高崎山自然動物園は、6日、赤ちゃんザルに、イギリスの王女にちなんで「シャーロット」と名づけたが、抗議が相次いだため、名前の取り消しも含めて、今後の対応を協議することを決めた」
と報じていました。
ニュースによると、
◇高崎山自然動物園では、2015年3月から、第1号の赤ちゃんザルの名前を公募していた
◇寄せられた853通のうち、イギリス王女と同じ名前の「シャーロット」59通と最も多かった
◇(命名後)「イギリス王室に失礼だ」といった抗議が、200件以上寄せられた
◇高崎自然動物園では、関係機関と協議を行い、名前を取り消すことも含めて、対応を協議する
という。
ニュースでは、3月から公募していた赤ちゃん猿の名前の公募期限がいつまでだったのかわからないが、仮に、公募期限が4月いっぱいだったら、どうなったのだろう?
そして、もし、イギリス王女の命名前に、公募を締切り、その時点で、「シャーロット」が最も多かったら、つまり、王女の名前の方が後からついていたら、どうなっていたのだろうか?
恐らく、NHK朝ドラの「マッサン」でヒロインを演じたシャーロットさんブームで王女命名前に「シャーロット」と名付けられたら、抗議もここまではなかっただろう。
しかし、
◇王女の命名発表後に投票が増えた(と思われる)
◇王女の命名後に赤ちゃん猿の名前が決定した
ということから、名前の取り消しは、やむを得ないであろう。
日本の皇室の「愛子さま」にちなんで、外交の動物園で猿やチンパンジーに「aiko」と名付けられたら、やはり、日本人としては、いい気がしない人が多いと思う。
今回の高崎山のサル命名騒動は、タイミングが悪かった、といえるのかもしれない。
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