各メディアが、報じている「東京六大学野球リーグの東大に、38歳医師が入部した」ニュース。

記事を読んだ時は、「すごい執念」だと感心しました。

メディアの報道では、本名は「伊藤一志さん」と報じられていましたが、「東日本の医科大学出身」「関東近郊の大学病院の医師」としかなかったので、ググってみました。


この伊藤医師は、

◇愛知の進学校「東海高校」出身。

(カリスマ予備校講師の林修氏も東海高校OB

◇現役の時は東大受験に失敗し、後に、日本医科大学に進学

◇東日本の医科大、医学部が集う大会で通算1勝をマーク

31歳で医師国家試験に合格し、埼玉医科大付属病院の麻酔科に勤務

2012年に文科三類に合格

◇東大入学後、休学していたが、勤務していた埼玉医科大病院を今春退職

という経歴である。


日本医科大は、全日本大学野球連盟に所属していなかったようで、そのため、オールドルーキーであっても、東京六大学野球連盟に部員登録を認可されたようなのだ。


よく、陸上競技の場合、「箱根駅伝を走りたい」と社会人を経験したのちに、大学進学するケースがあるが、伊藤氏の場合、医科大学を卒業し、医師となり、医師としても7年間勤務したのちの「夢の実現」だから、変な話、「夢に対する強い想い」だけでなく、「経済力」もないと実現不可能であろう。


31歳で医師国家試験合格」だから、ストレートで医師国家試験を受けた場合と比較して、5年間余計に掛かっており、しかも、日本医科大は私学だから、授業料は半端なく高い。


また、個人的には、リーグ戦デビュー、そして、90連敗中の東大野球部の連敗ストップに何とか貢献してほしいと思うが、正直、レベルの低い医科大系大会で、現役時代に通算1勝となると、客観的には期待できず、下手をすると、いくら東大野球部とはいえ、ベンチ入りもできないかもしれない。


しかし、中年の星として、なんとか、ベンチ入り、そして、先発投手としてマウンドを踏んでほしいと思う。



【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7
つの思考法』(パブラボ刊)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)