2015年4月11日に、肝硬変で、主要選挙の常連で、「泡沫候補」として有名だった羽柴秀吉氏(65=本名・三上誠三)が亡くなった。
1976年の金木町長選から始まり、1999年の都知事選など2011年までは、全国の主要な選挙に必ず出馬していた。
最近見かけないなぁ、と思っていたら、どうやらご病気で体調を崩されていたようです。
東スポによると、羽柴秀吉氏の死去について、同じく「泡沫候補」として有名なマック赤坂氏(66)が、
「彼は泡沫候補の先輩であり、英雄であり、星だった」
「私なんか泡沫候補のなかでは羽柴先輩に比べたら後発なんで。面識はないけど、(2人が出演している)映画『立候補』で彼のメッセージを聞いたときに、発想が同じだと思いました」
「私がスーパーマンの格好をするのと同じ。泡沫候補は主要メディアが取り上げてくれないから、目立つことをやらないと無理」
とマック氏は語っている。
確かに、目立つことをしなければ、テレビに出まくっている文化人や基礎票がある有力候補者でなければ、報道は「中立」といっても、取り上げ方は、主要候補者に比べて極端に少ない。
したがって、羽柴氏の場合だと、武将のごとく兜をかぶったり、お城のような自宅をテレビ取材させたり、ヘリコプターで選挙演説したりと、目立つしかなかったのかもしれない。
そういえば、大昔は、泡沫候補といえば、雑民党の東郷健氏や高田がん氏などたくさんいて、選挙のたびに、わたしは個人的に政見放送を楽しみにしていた。
今のように、ユーチューブのある時代ではないので、リアルタイムでテレビの政見放送を楽しみに視聴した記憶がある。
もちろん、小学校で、そんな話題が友達とかみ合うことはなかったですが(笑)
マック赤坂氏は現在66歳。
若手の「泡沫候補」は、もう出てこない時代になったのかな、と思う。
羽柴氏のご冥福をお祈りしたい。
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