2015年4月12日に発生した「山手線の架線の支柱倒壊事故」は、人災ではないかと思う。
各メディアが報じているが、4月10日の時点で、JR東日本は支柱の傾きを確認しており、また、11日に乗務している山手線の運転士も「支柱が傾斜している」と報告していたという。
それなのに、支柱に対して、撤去作業や応急処置作業はまったく実施されなかった。
JR東日本は、「12日の始発電車に担当者が乗り、緊急対応の必要はない」と判断したと説明しているようであるが、本当なのだろうか?
本当だとしたら、この担当者とは、架線工事や土木知識について、どの程度、能力があった方なんだろうか?と思う。
国交省は、JR東日本に対して、運転士などの「警告報告」がなぜ生かされなかったのか、検証を含めた報告を求めているというが、当然である。
このことについては、わたしたち、利用者でもある一般国民にもJR東日本は、きちんと公表するべきであろう。
また、この事故を通じて気になったのが、事故後の対応。
休日であることがまだ幸いしたと思うが、9時間以上、運転が停まったことで外国人のJR利用者が右往左往したという。
最近、円安の影響もあってか、外国人の方をよく見かけるが、途方に暮れたことであろう。
事故時の外国人向けのアナウンスなど、対応手順の仕組みについても、見直す点が多く浮き彫りになったのではないかと思う。
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