ウィンタースポーツのシーズン終盤のニュースが報じられる時期となりました。
2015年3月22日付の時事通信では、
「スピードスケートのワールドカップ今季最終戦、エアフルト大会最終日が、ドイツのエアフルトで行われ、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が38秒49をマークして3位に入り、自身初の種目別優勝を果たした」
と報じていました。
ネットニュースでは、時事通信以外にも各紙が小平選手の快挙を報じていますが、テレビのスポーツニュースでは、大相撲の千秋楽と重なったせいか、あまり報じられていません。
スキーのジャンプだと、レジェンド葛西紀明選手や今シーズンは惜しくもW杯総合3連覇を逃したものの、女子のW杯最多勝利数を誇る高梨沙羅選手という「絵になるスター」がいるせいか、かなりの確率でテレビのスポーツニュースに取り上げられますが、スピードスケートは、長野五輪で金メダルを獲得した清水宏保選手や銅メダルを獲得した岡崎朋美選手以来スター不在のためか、「W杯の表彰台」獲得ぐらいでは、なかなかテレビニュースに取り上げてもらえない。
昔、長野県知事だった吉村氏がスケートを「ミズスマシのようだ」との発言が物議をかもし出したが、「スピードスケートは華がない」と言ってしまえば、それまでなのかもしれない。
それにしても、小平選手のW杯総合優勝は、快挙です!
ただ、今シーズンのW杯での勝利は、確か、1勝か2勝ぐらいだったはずなので、コツコツと出場し、常に上位でポイントを稼いできた結果なのでしょう。
最終戦に、現在世界女王である李選手が出場しなかったのは、W杯の総合優勝にステイタスを感じなかったせいであろうか??
ちなみに、五輪種目のウィンタースポーツで、W杯の総合優勝は、スピードスケートなら清水宏保氏、島崎京子氏、スキーの複合なら荻原健二氏、ジャンプなら高梨沙羅選手、モーグルなら上村愛子氏ぐらいしか成し遂げていないすごいことです。
しかし、前記した選手の総合優勝獲得時より、あまり、快挙が報じられていないのはなんだか寂しい。
なお、スピードスケート女子の日本人選手の総合優勝は、1991年の島崎京子選手以来で、小平選手の快挙は24年ぶりだという。
個人的な想いとしては、島崎選手は、長野五輪まで現役で頑張っていた選手なので、「ついこの間のこと」という気がしていたが、もう24年も前のことなんだぁ、という事実に唖然としたニュースでした。
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