先日、ある雑誌の座談会に参加することが決まっていましたが、企画者側の都合でキャンセルになった。
その時に、「現状、多くの(北海道の)中小零細企業は、どこが弱みか?」という事前取材を受けたので、その時にお話しさせていただいたことを、ダイジェストでまとめておきたいと思います。
《中小零細企業の弱み》
◇人材が育っていない
◇技術力が育っていない
◇仕事の仕組みが「属人的」で再現性、継続性がなく、改善するためのベースが確立していない
といった点が弱みとして挙げられると思います。
《どんな改善が必要か?》
「人材が育っていない」ひとつの理由には、「経営者の仕事に対する考え方」もあると思います。
ある会社の経営者は「人材育成」を課題に掲げて「考えさせること」を目標にしていましたが、その時間を作っていない。
つまり「考えたくても考える時間が与えられていない」「改善したくても、いいだしっぺにお鉢が回ってくる」といったことから、結果的に、「言われたことをやっていればよい」という人材が社内に増殖しているケースもあります。
また、内地の大手企業との付き合いが乏しい製造業も多く、厳しい品質管理要求に耐えられるモノづくりをしていないこもと改善点です。
そして、「仕事の仕組み」については、わたしは、専門ですが、「なんとかなるっしょ」文化ですから、その場その場の「結果オーライ的な仕事」が多く、仕組みとして仕事が標準化されていないことも問題です。
《今後、どんな点に期待したいか?》
「問題点に気づく仕事の仕組みや説明能力向上」に期待したいです。
ハリウッド俳優の三船敏郎さんが、「男は黙ってサッポロビール」というCMがあり、「技術者たるもの無口で愚直に仕事ができればいい」という時代がありましたが、今の時代は「説明能力がない技術者は優秀な技術者」として認められない時代になりました。
「話下手だから技術者になりました」、「パソコンをいじってデータ分析するのが苦手だから肉体労働者になりました」という時代は終わりました。
日頃からの説明能力や問題発生時の対応能力ひとつによって、会社の命運は大きく変わる時代です。
それを多くの中小零細企業の人にも理解してほしいです。
座談会に参加できなくなったのは残念であるが、参加された諸先生方の記事を楽しみに拝見してみたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ413号より)
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