番組改変のニュースが多くなる季節となりました。
まず、気になる気時は、2015年2月24日付の日刊スポーツが、
「テレビ東京系旅番組「にっぽん!いい旅」(水曜午後8時)が、3月上旬で終了することが23日、分かった」
と報じていました。
この番組は、バブル期の1986年4月に「いい旅・夢気分」の番組名でスタートした29年間にわたり放送してきた長寿番組。
番組が終了するきっかけは、やはり「視聴率」。
近年は、5%を下回ることもあったという。
わたしも、ドラマやバラエティは、つまらなく感じるようになり、そんな時は、「いい旅・夢気分」は、まったり視聴するにはいい番組だった。
しかし、日刊スポーツが指摘するように、昨今は、似たような番組がたくさん出現しているので、「いい旅~」の特色が薄れている感じもあった。
同じテレビ東京系の旅番組でも、「太川陽介氏と蛭子能収氏」の路線バスの旅は人気シリーズとなっているから、「観光地と温泉、食事」だけをタレントがリポートするだけで、ひとひねりがない旅番組では、視聴者は、他の番組に離れていくのだろう。
今後は、単発のスペシャルとして、不定期に放送されるという。
それから、もう一つ気になったのが、2015年2月22日付の日刊スポーツの記事。
記事によると、
「TOKIO
国分太一
氏がメーン司会を務めるTBS
系生活情報番組「いっぷく!」(月~金曜午前8時)が終了し、ワイドショー「白熱ライブ ビビット」が3月30日からスタートする」
という。
そして、なんと、「いっぷく」は終了するにもかかわらず、国分氏は、新番組でも総合司会を務めるという。
申し訳ないが、「いっぷく」も当初は、前番組の「はなまるマーケット」を引きついだような番組であったが、1月からワイドショー色を強くしたが、結果的に、従来の視聴者を失うこととなった。
ちなみに、TBSは、1989年に、オウム事件に関係する「TBSビデオ問題」をきっかけに朝のワイドショーを止めて、「はなまる~」にしたはずだ。
とうとう、その制作方針を一転させて、新番組では「芸能ニュース」を積極的に取り扱うという。
スタッフには、視聴率が好調な、サンデージャポンやアッコにおまかせのスタッフを投入するというから、この時間帯の「視聴率奪還」に対する並々ならぬ意欲を感じる。
それにしても、世間を投じ揺るがした「TBSビデオ問題」を発端とした「この時間帯の制作方針を大転換」するわけであるが、その説明が、TBS側からないのは、少々残念な気がします。
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