2015年1月6日付の産経新聞(電子版)によると、
「5日午後2時55分ごろ、北海道のJR根室線池田-豊頃間を走行していた札幌発釧路行き特急スーパーおおぞら5号(7両編成)で、乗客の60代男性が喫煙したため、列車は浦幌駅(浦幌町)で1時間半以上臨時停車した。
池田署が現場検証したため、列車は浦幌駅に93分間停車。この特急を含む計3本の列車に遅れが出て、約620人に影響した。」
という。
このニュースは、全国ニュースでも報じられていたので、ニュースも見たが、要は、
◇他の乗客が喫煙している男性を見かけた
◇その乗客が車掌に喫煙している乗客がいることを連絡した
◇車掌が喫煙していたと思われる男性に注意した
◇注意されたことに男性は腹を立て、テーブルを破壊した
◇警察が浦幌駅に駆けつけ、現場検証のため特急列車は93分遅れた
ということだろう。
個人的には、「JRは警察を呼ばずに対処できなかったのかな」と思う。
JRがすべきことは、マナーの悪い男性に反省を促すことよりも、決められた時間に乗客を目的地に到着させることである。
もちろん、この逮捕された男性が「車内で暴れた」、「他の乗客に危害を与える恐れがあった」、「運行に支障を与える騒ぎを起こしそうだった」など緊急性があれば「警察を呼ぶ」は、致し方ない。
しかし、おそらく、状況から想像するに、車掌が注意し、そこで、トラブルになったわけで、問題点は「車掌の対処方法」という側面が大きい。
(※もちろん、一番いけないのは、喫煙して腹を立てた乗客である)
おそらく、流れとしては、「注意されて激昂した乗客がテーブルを壊し、車掌が警察を呼びますよ、となって、浦幌駅に停車して警察の現場検証になった」と思う。
このケースの場合、「警察を呼ぶ」は正解なのだろうか?
JR的には、93分遅れなので、特急料金の払い戻し(2時間以上の遅れは払い戻しになる)にはならず、そういった意味では、被害はないのかもしれないが、乗客にとってはいい迷惑である。
ただ別の観点で考えれば、この車掌さん、よく面と向かって、喫煙している乗客に注意したよな、と思う。
喫煙ではないが、例えば「携帯電話を車内で掛けている客」や「自由席で座席に荷物を置いている客」をみかけたときに、わたしは、車掌に「注意してほしい」とお願いすることがある。
しかし、最近の車掌さんは、トラブルを避けたいのか、「車内放送で注意して終わり」というケースが多い。
つまり、車内で通話している人や座席に荷物を置いている人を見かけても、面と向かって注意せず、車内放送でお茶を濁すのだ。
う~ん。
面と向かって注意するのがいいのか、それとも車内放送による注意でお茶を濁すのが良いのか、JR北海道のマニュアル的には「どちらが正解」になっているのだろう??と思う。
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