「上達論」について、ちょっと、思い出したことがある。
それは、お手本があると、上達スピードも早い、ということである。
2006年12月22日付の「気づきブログ」で「上達論」における法則「量質転化の法則」について書きました。
http://blog.logcom.jp/?day=20061222
ご存知の方も多いと思いますが、「量質転化」について、少し説明すると、
(以下、2006.12.22付のブログより引用)
上達論を勉強したことのある人なら誰でも知っている法則がある。
「量質転化の法則」である。
これは、ある一定量を積み重ねることで、質的な変化を起こす現象を指していて、ものごとの質を変えたかったら、量をこなすことが大事、という意味だ。
つまり、何かが上手くなりたければ、「質が変化するまで量をこなす」ことが必要で、本質が変化しない段階で量をこなすことを止めてしまうとすぐにもとに戻ってしまうのだ。
(中略)
強烈なまでに意識的に練習を続けることであるときから無意識で技が使えるようになる。
したがって、上達の過程から「自然に、無心でやりなさい」は指導としては間違っている。
(以下省略)
(引用ここまで)
上記の例では、「車の運転」について書いていますが、わたしは「くねくね曲がった道路」や「幅員の狭い道路」の運転が上手いと知り合いから言われることが多いです。
その理由は、おそらく、「プロの運転を間近にたくさん見る機会があった」ためじゃないかと思います。
わたしは、学生時代に、「山岳路線バスの車掌」のアルバイトを数年間、担当したことがあります。
この経験では、「大型2種免許」を保有する「何十人ものプロの運転手」のもとで「添乗」するから、「坂道やくねくね道などの運転の仕方」を「何百回(何百通り)」も「疑似体験」できました。
つまり、「道路を目の前にしたときに、コース取りやスピードの出し方、車間距離など、「自分だったらこのように運転する」と「あたまの中で自然とシミュレーション」しています。
そして、「実際にプロの運転を目の当たり」にして「自らのそのシミュレーション」と比較して、修正し、「上手い運転パターン」を頭の中にデータベース化して叩き込んでいく、わけだ。
そのため、ありがたいことに、「道路幅の狭い道路」での適切な運転方法が、何パターンも頭の中に入っていて、実際に直面した時に、「適切に対処」してくれるのだと思う。
ビジネスの世界では、どの企業も、教育に関しては、「なかなか時間を割けなくなった」という現実がある。
優秀な人材が定期的に自然と確保できる企業の場合はいいが、多くの中小零細企業では、外部の「協力会社」を含めて「教育時間」はどんどん費やすことができなくなっている。
しかし、「きちんと技術を身に着けさせたい」と企業ポリシーとして考えるのであれば、急がば回れではないが、「たくさんの良質な仕事を」を、計画的、かつ、意識的にたくさん見せて、「さまざまな業務に対する適切な対処法」のデータベースを構築させ、確立させることが重要なのである。
意外と「業務歴10数年」といっても、「ルーティンワーク」が多いから、「業務歴の割には実は経験したことがない」という「シチュエーション」がある。
だからこそ、計画的に教育しなければ、「さまざまなシチュエーション」に対して適切な対応がなかなか、咄嗟に取れないものなのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ401号より)
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