昔の職場の先輩から聞いた話です。
年度の節目に、「組織変更」の説明会があったそうです。
しかし、その先輩には、「説明会をちゃんと聞いても」正直、組織変更に対する「経営側の想い」や「目的」が伝わってこなかったそうです。
そこで、「どう、会社を強くしたいのかを語ってから、そのためにこのような組織変更をすべきだ・・・というストーリーで説明してほしい!!」と説明会の場で発言したそうです。
おそらく、この先輩の意見に「同感」だった人は多かったはずですが、誰も追随する発言をする人はおらず、声が大きい(立場の強い)経営陣になし崩し的に押し切られる形で、説明会は終了。
つまり、先輩は、結果的に、「経営陣に反発するヤツ!!」とレッテルを貼られただけで、その後、社内的にも立場や風当たりがきつくなり、悲しい状況になったそうです。
この話を聞いて、つくづく「会社のことを思い、正論を言って、いい意味で波風を立てること」は難しく、相当の根性と成功裏に終わらせるためには根回しと労力が必要なこと、と思いました。
要は、組織の中の人間が改革を推進するのは難しいことなのです。
だから、私たち、コンサルタントは、その声を代弁して、改革を支援していくことが重要な役割なのだと思います。
ただ、コンサルタントは、守旧派の経営陣の決定で雇われている時もあります。
「経営者は変えたいと思っているが、経営者自らだと反発を招く」というシチュエーションでコンサルタントが起用されている時は、「後ろ盾」がいるのでやりやすいです。
しかし、「守旧派経営陣の考え方を変えなければならない」時は、なかなか難しいです。
ただ、組織の将来を思えば、「波風が立って居心地が悪くなる組織内の人間に変わって外部の人間が正論を発信し続ける」ことが必要なのです。
守旧派経営陣のプライドを傷つけず、「気づいてもらえる」よう手を変え品を変え「伝わるように伝えていく姿勢」は、コンサルタントとして、常に持ち続けたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ341号より)
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