以前のコラムで、著名なコンサルタントでテレビ出演も多い中島孝志氏の著書「真似する力」の効用について書きました。

松下幸之助氏が創業した天下のパナソニックだって、「マネシタ電気」と揶揄されていた時代もあったわけですが、その中から、売れる商品、オリジナリティあふれる商品を作って言ったわけですからね。

当初は、真似、あるいは模倣と言われながらも、徹底的に研究することで、オリジナリティが出てくるんですよね。


先日、知り合いのアニメーションの専門学校の講師をされている方が、以下のようなことを話していました。


(ここから引用)

最近ふと気付いたこと
専門学校の講師をしてて思う

そういえば男の子より女の子の方が絵が上手な子が多いな...

絵の上達のコツは上手な絵の真似をすることです

女の子は、ステキ~!かわい~!キレイ~!こんなのが描きたい~ってそのままマネができるのだけど
男の子は、チキショー、クッソ~、俺もこんなのが描けるようになってやる~
なので、ちゃんと見ないんだ

男はプライドのかたまり。そうか~
そういや、それっぽい性格の子ほど絵は伸びない
(中略)

(引用、ここまで)


漫画の世界も、やはり「マネ」から入るのだ。

2013年のプロ野球セントラルリーグで新人王と最多勝に輝いたヤクルトの小川泰弘投手も、大学3年の時に大リーグで通算324勝の大投手ノーラン・ライアン氏を徹底的に真似して、並の投手から大変貌した話は有名ですね。

「あの人に出来て俺に出来ない訳がない」という気持ちは大事だけど、「出来る人をよく観察すること」がおろそかになっているというのは、確かに、「そうかもなぁ」と思い当たる節がある。

やはり、上達の近道は、憧れをもったり、優れた人のよさを謙虚になってよく観察することから始まると言えるのだろう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ380号より)


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