製造現場や工事現場に行くと、各会社とも工夫した「安全ポスター」が貼ってある。
わたしには、ダジャレやイラストのセンスがないので、感心するばかりである。
社員でイラストを描くのが上手い人による完全オリジナルもあるが、担当者に聞くと「著作権的にはアブナイものもあるんですが・・・」と、インターネットから引っ張ってきて、アレンジを加えたものもあるという。
安全標語や安全ポスターは都道府県や業界団体が実施する安全標語コンクールがあるから、会社からも、毎年、積極的に作成することを奨励されている企業が少なくない。
感覚的には、今年は、おそらく流行語大賞に選ばれるであろう日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」系の標語やポスターが多い気がする。
2014年10月30日付の中日新聞によれば、岐阜県警が、うす暮れ時の交通事故の防止対策で、幹線道路41か所にある交通情報電光掲示板に流行語をもじった交通標語を掲示しているという。
内容は、やはり、日本エレキテル連合で、
「早めにライトつけなきゃダメよ~ダメダメ」
だという。
流行語を使用する効果は、「目に留まりやすく、印象に残りやすい」という点もあると思うが、もっと大きいのは、「職場や家族の話題にしてもらうこと」である。
岐阜県警バージョンでは、この他に、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」で広まった、「きちんと」を意味する甲州弁を取り入れた「こぴっとライトをつけてね」の標語もあるという。
交通情報電光掲示板に流行語をもじった交通標語を取り入れたのは、2013年8月に導入した熊本県警が始まりという説がある。
ちなみに、熊本県警では、
◇運転手眠気いつ休む? 今でしょ
◇飲酒運転 その代償は 5倍返し
などが採用されていたという。
たぶん、去年、この標語を見れば「お~!!」と気を引いたと思うが、1年経過してしまうと「あっ、あれね」と逆に流してみてしまう気がする。
つまり、流行語をもじって作った安全標語は、1年経ったら、普遍的な安全標語より陳腐化するのも早いということになるのだろう。
あたり前の話であるが、流行語とは、まさに命短いものである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ409号より)
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