サービス業の世界では「ちょっとチャット」と呼ばれる接客術が注目されている。

どんな接客かといえば、「客の疑問にさりげなく答えて去っていく」のだ。


わたしたちも経験があるが、例えば、衣料品店で服を選んでいる時、基本的には、「買いたい衣服のイメージ」ができている。

あとは、これとこれのどっちにしようかな、とか、洗濯しやすい素材はどっちかな、とか、ちょっとしたことを確認したい時に、店員さんが、「こちらの生地の方が綿100%なので、着心地はいいですよ」とひとことだけ答えて、近くから去っていくと、助かる。

要は、客側に考える時間ができるからだ。


それが、親切心なのか、自分の売上を増やすためなのか、「店に入ったら買うまで逃さないよ」とばかりに、「ベタ張り」されて、服についてウンチクを言われると、逆に、その接客に腹が立ってきて「また、来ます」となる。


この接客術である「ちょっとチャット」コミュニケーションのキーワードは、

◇居心地の良さ

◇客の反応を観察してニーズに少しだけ答える

という点にある。


逆に、客が呼びとめてスタッフを呼んだ時は、「聞かれたこと」プラス「期待していることにちょっとだけ答える」という「ちょい足し」が重要である。

接客ではないが、オフィスでいえば、上司が部下に「これ、10部コピーしてくれ」と指示した時に、部下が「わかりました、ホチキス止めもしましょうか?」と「上司の期待をちょい足しするコミュニケーション」である。


この「ちょっとチャット」を有名にしたのは「すみだ水族館」であろう。

この「飼育係が、客の疑問にさりげなく答えて去っていく」接客術で、客の満足度を高め、リピーターが増えて、週末になると、100人以上の行列ができているという。


月並みであるが、この接客の肝は、「お客さまに心から居心地よくいていただきたい」という気持ちと「お客さまがどんな状況になっているのか」を想像する力が顧客満足度を高めるポイントとなるのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ375号より)


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