相手との円滑なコミュニケーションを取る方法として「あいづち」と「クッション言葉」がある。
もちろん、その手段としての「あいづち」や「クッション言葉」を使う前に、認識しておかないといけないのは、「相手がコミュニケーションに求めるの期待」である。
「期待」とは、すわなち、「相手は一体何を求めているのか」である。
それを念頭において、相手が発するメッセージに耳を傾け、まずは素直に受け取る。
そして、次に、自分のメッセージをどのように伝えるかを考えることが重要です。
自分のメッセージも「話しのスピード」や「声の大きさ」、そして「あいづち」や「クッション言葉」を織り交ぜた「間の取り方や質問の仕方」などによっても、相手に伝わる印象は相当違ってきます。
では、「適切なあいづち」と「適切なクッション言葉」について、考えてみます。
【あいづち】
「あいづち」とは、相手との信頼関係をむすぶために、相手の話を「しっかり聞いています!」という気持ちや態度を相手に伝えるための言葉です。
「あいづち」を活用する上でのポイントは、
◇適切なタイミング
→相手が特に伝えたいと思っていることを察して、そこでしっかりとあいづちを返す
◇適切なニュアンス
→強弱をつければ意味が変わる
です。
ニュアンスは、「はい」というあいづちにも、たとえば、力強く言えば「了承」、余韻を残すような感じで言えば「共感」、深く頷きながら重く言えば「恐縮」となります。
これは、自分が想像している以上に大きな要素となります。
【クッション言葉】
クッション言葉とは、相手への心遣いを表す表現です。
以下にあげた10の言葉は、一般的には、「会話の要所要所」で使うことにより、相手の印象はかなりよくなります。
「有効的な10のクッション言葉」
(1)恐れ入りますが
(2)申し訳ありませんが
(3)もしよろしければ
(4)お差支えなければ
(5)お手数をおかけしますが
(6)大変お待たせいたしました
(7)少々お待ちくださいませ
(8)かしこまりました。承知いたしました
(9)大変勝手を申して恐縮ですが
(10)おかげさまで
以上のことを、相手との会話で意識して活用すると、相当、相手の印象が変わるので、実践の会話で試しながら、工夫していくとコミュニケーションを上手くとることができるようになるでしょう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ359号より)
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